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今年の朝顔

DSC_0413館長です。
今年も例年通り朝顔を沢山育てています。

昨年までは、5年ほど前に知人に頂いた朝顔を何代にもわたって栽培してきたのですが、年を経るにしたがって劣化が進みました。
(それを知ったのも昨年なんですが)
どうも朝顔は世代を経るにしたがって花や色合いも悪くなるようで、大体5年くらいが目安だそうです。
朝顔の世界にも世代交代はあるのにはちょっとびっくりです。

ということで、今年は昨年までの種のほかに、新しい朝顔も購入して栽培しました。
さすがに5年も育てているとコツがわかってきたようで、ほとんどの朝顔は花をつけています。

しかし、やはり昔からの朝顔は花の付も悪く、色合いもいまいちになってきたので、今年限りで繁殖はやめようと思っています。
せっかく続けて育ててきた朝顔ですが、やはり潮時なようです。
今までありがとう。

今年は少し大輪の朝顔にチャレンジしているのですが、結構きれいに咲いてくDSC_0414れています。
今年は何種類かの朝顔を栽培したので、来年が今から楽しみです。

7/26(土)個人稽古 by RAH

午後からの個人稽古にも、子ども達4人と大人4人が参加です。
稽古を始めようとした時に、久しぶりに山鉄さんが来られ、
ちょっと解放された感じ、、、よかったよかった^^
技は子どもから苦手な技の稽古がしたいと、両手持ち入身投げの
流す方(裏?)のリクエストがあったので、しばらく前に先生が
言われていた、転換ではなく後ろに引く多方法で行いました。
その後は山鉄さんから突き中心の技を出してもらいました。
・中段突き一教(表・裏)
・中段突き四方投げ
・中段突き小手返し
・中段突き肘返し?(これは私)

その後は、各々で個人稽古を、、、
アラフォー中級者Wさっは山鉄さんと一教~五教を黙々と、、、
四教で腕にアザが出来てませんか???
私は日拳Tさんの希望で基本太刀
子ども達もそれぞれ体術、一部剣を振っての稽古をしていました。

午前の稽古でも感じましたが、日頃自分の稽古に夢中で
周りが見えておらず、全体に配慮することにとても気を使います。
違う意味でとても疲れました、、、^^

7/26(土)稽古日誌 by RAH

今日は、先生とNoriさんが講習会に行かれ、副館長代理補佐さんが
日頃の稽古の成果を披露すべく、夏祭りでライドポテトの製造販売を
されており、、、他の有段者の方も夏休みでお出かけか???
結局、子育てをほぼ終わらせた私が稽古を行う事に。

いつも遅れての参加が多いのですが、今日だけはそんなわけにもいかず、
9:00には着替えを済ませておりました。
誰も来なかったら、開き直って、3時間転換し続けてやる!!!と
本心は心配、ドキドキしながら待っていると、子ども達がワサワサと
道場に、、、ホッとしました^^
大人は試験を無事終えた日拳Tさん。
さすがにNoriさん一家と副館長代理補佐一家がいないと、
ちょっと寂しく、いつもよりこじんまりした人数です。
(後で気づきましたが、子どもさんを迎えに行った方が良かったかな?)

稽古は、ちと荷が重いかと思いましたが、それでも任せていただき、
子ども達も集まってくれましたので、私っぽい特色を出そうと、、、
テーマは「当身を意識して技を掛ける」です。
多分、打撃系を経験していないと、当身を入れたり、入れられたり
この辺の意識が希薄になりやすいかな?と思ったからです。
技は、、、
・片手持ち四方投げ
・肩手持ち二教
・肩手持ち五教
・横面打ち四方投げ
掛かり稽古で
・肩手持ち呼吸投げ
・肩手持ち回転投げ(外回転)
・片手持ち回転投げ(内回転)

全ての技で初動の当身をしっかり意識して技につなげていくように
説明をさせてもらいました。
勿論、受けも当身が入ってくるわけですから、反身や空いている手で
防御することも意識してもらいました。
ちょっと、低学年の入って間もない子ども達には、知らない技もあって
大変だったともいますが、当身に関しては、しっかり意識できたと思います。
高学年の人たちは、遠慮せずにもう少し踏み込んで入れられると
もっと良かったかな。

私一人でどないしよ~と思っていましたが、高学年の上級者が
しっかりと小さな子たちに教えていて、とても助かりました。有難う。
「当身」という事で、怪我をする子が出ないかも心配でしたが、
無事終了することが出来ました。
日拳Tさんはもっとがっつりしたかったかもしれませんが、
ご協力ありがとうございました。
個人的には、変な緊張感と、責任感でいや~な汗が出まくりでした^^

テスト送信

RAHさん、すみません。

不適切と思われる表現があったので、編集させていただきました。

やっぱり「普段の稽古に身が入っていない」は、引き合いに出すにしても良くないです。

ありがとうございます。

もしご覧になっていたら、御礼申し上げます。
今日Noriさんが出稽古させていただきました。
関係者の皆様、本当にありがとうございます。

うちの道場の方針として、いろいろな先生に教わってそれぞれが目指す合気道を見つけて練磨することと、合気道の目的の和を広げることは何より大切だと思います。

そういう機会を与えて下さってありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

追伸:Noriさんが出稽古させていただいた道場のSさんと稽古したいな!

5月17日(土)稽古日誌

久しぶりの稽古日誌です。
今日の稽古前半は「下半身の使い方

身体の使い方の一つとして、下半身特に膝から下を自由に使うことができるようになることはとても重要だと思います。
下半身が固い、別の言い方をすれば下半身に融通が利かないと身体の微調整ができません。
そうなると、バランスの崩れた状態で動かなければならなくなってしまいます。
最初に完全に相手に対して有利な体勢になっていればよいのですが、そうでない場合この調整ができないとどんなに動いても技が上手くかからないと思っています。

今日は、そのうち
腰を落とした状態で膝から下を動かす
ことをテーマに稽古をしました。

準備運動に四股を30回踏んでいたので、追加で押し相撲の基本稽古
よく相撲でハズ押しと言われる形で踏ん張る相手を押す稽古です。
これは結構きついのですが、腰をしっかり落とした状態で足を動かすにはよい稽古だと思います。

続いて、正面打一教。
これも今日はいつもとやり方を変えて、一旦崩された状態から膝を柔らかく使って腰を切り、抑えられている状態を切り返す稽古をしました。
この稽古も技というよりは、身体の使い方の稽古だと言えます。

下半身に負荷をかける稽古は非常に疲れますが、その効果も大きいので機会があればやりたいと思っています。
以上の稽古をやったところで、みなさん足腰がつらそうだったので山鉄さんにバトンタッチ。

後の稽古日誌はよろしく。

5/15 副館長代理補佐

今日は先生が遅れて来そうなので先に稽古を始めました。
なぜか子供が少ない?
そうか!テスト週間だ!
中学生と高校生が全員休みです。
最年長は六年生。頑張れ!YTコンビ!

昇級審査に向けて基本技の表シリーズ
一教表
二教表
三教表
方手持ち四方投げ表

稽古相手が偏りがちなので、左右二回技をかけたら、相手を変えて計三人と組む様にしたのですが、私の感覚だともう少し早く出来るかな?
早くかけろというよりはテンポ良くやりましょう。帯や道着を直してる時間が長いです。

自由稽古はNoriさんと。
今日のテーマは円運動。
縦・横・大・小・・・

方手取り四方投げ
方手取り隅落とし
交差取り入り身投げ
方手取り呼吸投げ
天地投げ

私の課題は「ユックリと滑らかに」

ん〜(ーー;)

つなぎ目と移動距離が長くなると、カクカクしてしまいます。

滑らかに、滑らかに・・・

頑張ります。m(_ _)m

もうすぐBBQ

今週末の土曜日はみなさんお楽しみの
「BBQ大会」です。
image 作:REN
午前中はしっかり稽古してお腹をすかしてきてくださいね。
今回も皆さんがいろいろなものを作ってくれる予定なので
しっかり手伝って、いっぱい食べて遊んで帰ってくださいね。(^O^)/

まだ出欠席を連絡してもらっていない方は先生まで連絡してください。

あ!カウント取れましたよ(⌒▽⌒)
image

4/13(日)講習会in小牧 by RAH

昨日はは小牧南スポーツセンター武道館にて植芝充央先生による講習会でした。
とても参加者が200名超と多く?(会場が狭く?)、一人当たり1~1.5畳の
スペースでの稽古で、どこに動いても隣の組と接触するような密度の濃さ!!
私の普段の受けのスタイルだと、数人の方を引っ叩くという事態に
なりかねませんので、十分に気をつけながらソロ~リと受け身です。
(やれば出来るじゃん^^)

・正面打ちからの技(一教、二教、入り身投げ)
・横面打ち四方投げ
・諸手持ちからの技(十字(交差投げ?)、呼吸投げ)
・半身半立ち四方投げ
・片手持ち小手返し
・肩(袖)持ちからの二教
・天地投げ
・後両手持ちからの技
・後肩持ちからの技(三共)
・座技呼吸法
これくらいかな?まだあったかもしれません。

どの技も、入り身、転換、転身がつながっている事、また、常日頃先生が
言われている、「膝を柔らかく使う」、「正中線を意識する」事についても
強調されていました。
やはり基本となる体の使い方、動き方をしっかりと身に着け、
それをどの技でもブレなく応用させることが必要なんでしょう。
これからも、自分の苦手な部分を意識しながら、技の流れを止めずに
稽古していかなくてはならないかと、、、

講習会では他道場の方がたくさんみえます。
他道場の方と稽古できる良い機会です。
同じ技でも、「ほぉ~」、「へぇ~」と新しい発見があり、とても新鮮!
今後も機会があれば出来るだけ参加していきたいと思います。

ヒノキ花粉がピークのせいか、講習会直後から
鼻と目がえらい事になってます(*_*)

4/9(水)稽古日誌 by RAH

久しぶりに稽古日誌を書きます。。。

本日の稽古はいつも通り、準備体操→転換→四股を終え、
正面打ち、横面打ち等でタイミング良く自分が優位な状態で入り込み
相手の体勢を崩すという事を意識しながらの稽古です。

正面打ち、横面打ち共に、ここから少しでも入っていくと
打ち込まれるであろうという相手との間合いをシビアに!!
誘いでゆっくりと一歩入り、相手が反応するかしないかの
きわどい所で膝を柔らかく保ち素早く入り込む。

①先の先、②対の先、③後の先
③では入り込んでも既に負けてしまっていますので、この中では
①と②になるのでしょうか。
稽古の相手によってもタイミングの合わせやすさが違い、
AF初心者Wさんは特にやり辛かったぁ~

私の場合、相手が攻撃してきたものを捌いて受けて、相手の次の攻撃の
前にこちらが攻撃をする。。。
どちらかといえば③の動きの方が得意だと思います。
したがって、正面打ちであれば「裏」、横面打ちであれば「流す」が
対応しやすいのです。
正面打ちの表など、いつも遅れがちで相手の体性が崩しきれず、
力まかせになります。
横面打ちの打ち込まれる前に入り込む場合でも、遅れて入るため
相手の腕に「ビシッ」と受けの手が当たってしまいます。
(今まで沢山の方の腕にアザを作ってしまいました。済みません^^)
それでも少しずつではありますが、「上手く入れているな!」と感じる
確率が増えてきたように思います。
力まかせでない技をするには、身体の使い方と初動が重要だと思います。
反射神経や動体視力の衰えを感じる今日この頃ですが、
初動は何とかなりそう?な気がします。しかし、身体の使い方がまだまだ。

コツコツと稽古するしかないんでしょうが、いつか鱗が落ちる日が
来るのでしょうか???
(最近、目がかすんでますが、これは鱗のせい?それとも白内障?)

手の内について

合気道の練習において相手を掴むというのは主に受けの時、そして固め技のときだと思います。この掴むという行為を指に力を入れて行うと、指の力を強くすればするほど手首は動かなくなると思います。つまり指で掴んでしまうとその掴んだものを次に操る部位はいきなり肘になってしまうということです。 それに対して掌で掴んだ場合は、掌への依存が強くなればなるほどそして指の力が抜けるほど手首の自由度は増します。一つの関節が自由に使えるのと使えないのでは大きな違いがあるということはこちらの道場の方々なら既に経験済みですよね。(指を持たせての体術などで)

この手の内を意識するかしないかということは剣術でも顕著な差を生み出します。というのも一つ考えていただきたいのは、例えば自分が手刀で正面内をする場合に指を力ませるのと脱力させるのとではどちらのほうが威力が出るでしょうか?もちろん当てる瞬間は力を入れるとしても後者のほうが威力が出るものだと思います。

ゆえに剣を持つ際も指の力はなるべく使わず手の内にて剣を包み込むように持つほうが良いという理につながります。もちろん手の内ははじめは硬いのでうまく持てないでしょう。これは体術においても二教や三教等で同じことが言えます。

この手の内の柔らかさはもちろん意識しなくても技の研鑽を積み重ねることで、手の内の重要性に気づけば自然に磨かれるとは思いますが、柔軟のようなものですから意識して早めに取り組むと吉と思います。

 

2/19(水)稽古日誌 by RAH

今日の稽古は、先生がK大学の合宿に参加されていて不在、
副館代補さんも仕事でお休み、Noriさんも少し遅れるとの事で
稽古の最初の部分を私が担当する羽目に^^
何故か膝の靭帯負傷で安静が必要なゴリラ、いや日拳Tさんが
はつらつと「治った!」と入ってきてビックリ!
「若いですから~」って「誰がジジーだって?」<`~´>
準備体操→転換→ここで終了しようとしたら、日拳Tさんより
四股→円描のリクエスト、本当に膝痛めとるんかい!?
入会されたばかりのIさん親子が来られていたので
転換はいつもよりゆっくりと行いました。

そこでNoriさん登場!!
ヌメ~とした雰囲気がピリッ!とします。(*_*)
まずは、私が一教、、、
その後Noriさんにバトンタッチし、、、
隅落とし→四方投げ(表)→四方投げ(裏)→自由稽古でした。
初心者の方のために、正中線や転換時の軸、踏み込みの方向
脇の開き等、気をつけなければならない点を伝え行いました。

やはりIさんは全体的に力が入っていて、「抜いて」といっても
うまく抜ききれていない感じです。
私も始めた当時はガッチガチ状態だったのでしょう。
今でも相手がゴツイと額に血管浮いてますから<`~´>
「力を抜け」と言われても、なかなか抜けないですよね~

個人的には隅落としで動きのコントロールがうまく出来ず、
動きが早いと手が切れてしまうし、遅れると、力任せに
なってしまうし(+_+)
比較的、四方投げは良い感じになってたように思います。
(自画自賛(*^_^*))

Iさんの子どもさんにはこちらがお願いしなくても、子どもの上級者が
自発的に教えてくれてました。素晴らしい!!
私よりも目が行き届いている子どもたちに感謝です。m(__)m

先週土曜日の桑名で稽古したお土産稽古は次回以降(忘れなければ^^)
という事で。。。

会員用ページを作成しました!

道場の会員数の増加にともない、新たに会員用ページを作成しました。

主な目的は道場内の連絡用です。
通常の投稿およびメニューの「会員ページ」に連絡用のページがありますので、門人・会員の方はそちらをご確認ください。
会員・関係者の方でページが見られない方はおっしゃってください。

2/1 Mighty

今日は色々な事情が重なった結果(細かいところは端折ります)、急きょワタシが稽古を担当することになりました。
当初は途中までの「つなぎ」のつもりだったので、正直焦りましたが、焦っていても始まらないので、覚悟を決めて(大袈裟だなぁ・・・)取り組んでみました。

まず始めの準備運動と「1畳を使った受身」は最近丸投げ館長に似てきた丸投げ副館長代理補佐さんにちょっと入念な準備体操をお願いしました。

その後は、ワタシの苦手な「入り身投げ」を色々な状態から行いました。

正面打ち入り身投げ
片手持ち入り身投げ
横面打ち入り身投げ

いずれの技も相手の後ろに相手と平行になって入り、しっかりと軸をぶらさないように転換をすることに焦点を当てて説明をしました。(・・・つもりです。)
ワタシも説明の後、アラフォー初心者Wさん、高校女子(今後の呼び方は本人に聞いてみたいです!)、日拳T君の順で組ませていただきましたが、何せ自分が悩んでいるので1つ1つの技にかける時間の長いこと。3つ目が終わった時点で皆さんヘトヘトに(笑)
ここで水分補給の休憩にしようと思っていたら、先に丸投げ副館長代理補佐さんに言われてしまいました。(ということで、ワタシを鬼教官のように思われた方がご父兄も含めて多かったのではないでしょうか。。。)

休憩の後は、側面入り身を少々。
その後は、かかり稽古をということで、片手取り回転投げ、片手取り呼吸投げ(転換して)、 両手取り回転投げの順に行いました。
最初の2つの片手取りの技については、日ごろからよく行う技なので比較的スムーズにできたかなと思います。
最初の技は投げるときにしっかりと腰を切るように、2つ目の技はしっかりと転換をすることを心掛けてもらいました。・・・とここまでは良かったのですが、3つ目はできるようになると自然とできてしまうのですが、どうもゆっくりやると説明が上手くいかない(笑)分かれてやってもらうときにも戸惑う人が数名いたような感じでした。

最後に座技呼吸法。これは最近の稽古では必ずやっているような気がします。
しっかりと丹田から出した力を両手の指先から放つつもりで(と自分に言い聞かせながら)行いました。

稽古後の自由稽古では久々に剣を丸投げ副館長代理補佐さんと(殆んど一方的に受けてもらっていたような気がしますが)行いました。
館長に「チミは何級?」と聞かれそうですが、基本太刀を中心におさらいを。素振りをするときには意識が剣先に行くのですが、どうも相手がいると剣と剣が当たる部分まで後退してしまい、肩に力が入ってしまいます。まだまだだなぁ。。。
その後、相心組太刀を少々。途中でいやぁ~な音が。。。割れました、丸投げ副館長代理補佐さんの剣が。

・・・ということで、皆さん結構疲れたみたいですが、ワタシもヘトヘトでした。
決して今回「鬼のMighty」になったつもりはないのですが、次にやることがあったら、「仏のMighty」になりたいと思います(^O^)/

12/21午前

今更ですが先日の稽古に関して。

稽古内容について述べる前に、私の合気道に関する一つの考えを述べます。合気道の下手上手は技の動き云々ではなく身体がどれだけできているかだと考えています。この身体というのは筋肉量というよりはバランスの完成度であり、臍下丹田への集中度であります。バランスが完成されていればいるほど、臍下丹田への集中度が高ければ高いほど様々な動きをした際に余分な筋力は必要としなくなりますし、余分な筋力を必要としなければ各部位に生ずる力みというものも生じにくくなります。さらに様々な動きをする際の余計な力みがなくなれば動きによって生ずるエネルギーをより直接的に相手にも伝えれるようになります。以上のような理由から身体作りは合気道において非常に大事な要素だと思います。そしてそれぞれの技は勿論技としての効能もありますが身体作りのための様々な手段だとも思っています。しかしそれぞれの技を分解した場合に大体3項目以上の手段が含まれているため、身体作りにとって効率的ではあるのですが一つ一つを習得しにくいというデメリットも含まれています。

例えば四方投げについて見てみると、

・歩き方ができているか。

・腕の振り上げ、振り下ろしができているか。

・接触時に緊張しないか。

などざっと挙げただけでも3項目あり、これらがすべてある一定以上のレベルでできないと気持ちよい技はできないでしょう。かといって四方投げの技の中でそれぞれを分解して訓練することは難しい。というわけで12/21のような練習を行いました。

12/21の練習では既にNoriさんが投稿してくださったように

・片足の時もバランスを意識した四股。
・二人一組でおんぶして腰を落とした低い姿勢で畳の往復。
・三人一組で更に帯のあたりを押してもらって丹田に力をこめて同じことを片道

・早四股

・腰を切る練習。

などを行いましたがこれらはすべて正しく歩けるかに通じます。片足の時もバランスを意識した四股・早四股・腰を切る練習は一見違う練習に見えます。しかしそもそも歩く際にはバランスをもっともっと意識しなければなりませんし、無駄な力はできる限りぬけていなければなりません。そして皆さんには「片足のときもバランスを意識した四股」の時並みに高い意識をバランスに対して持った状態にて練習の時には歩いていただきたいと思います。そうすればただ歩いているだけに近い状態で「腰を切る練習」で行ったような動きができます。「腰を切る練習」は実は腰を切るではなく正しく歩けた場合の先に見えるものを実践していただいたに過ぎません。

 今回は歩くに特化しましたが、受身や腕の上げ下げ一つとっても高いレベルで行えるようになれば即技を行っているように見えるようになります。もちろん漫然と、練習前の準備運動のような気持ちで受身を取っていては決して高いレベルにはなりません。床を蹴らず・床に接する際にどれだけ接する部位への圧力を均等化するか・どれだけ身体を緊張させずに行うか・どれだけ筋力を使わずに身体の重みだけで行うか など実は受身一つとっても気にする項目は多種多様にわたります。色々な動きに対しても同様に一度考えてみることは決してマイナスにならないと思います。

P.S. ただし考えるのは練習前・技に入る前で、練習中・技の最中はあまり悶々しないでくださいね。

12月28日稽古日誌ー稽古納ー

今年もいよいよ稽古納めとなりました。
今日の参加者は、大人が私、nori、副館長代理補佐、山鉄、Mighty、E、W、日拳T(敬称略)、高校生1人、中学生以下は中学生がまさ、ちび、小学生が、杖剣士、いもうと、ハミル、ちひ、ゆず、あき、いもうとの妹、ゆう、れい、たくでした。
リアクションHさんが仕事で参加できなかったのは残念ですが、ちゃんと大きなリアクションの声が道場に聞こえていました。

今日の稽古内容は
最初にNoriさんが、正面打入身投の基本の形の練習と技を
次に私が、横面打ちの捌きと横面打四方投を
次に山鉄さんが、横面打ちの三教を
最後にEさんが、交差取(自分からとって)から相手を引き込んで肘を畳む形での四方投を
やりました。

で、最後に重心を下げるのと腰の安定のための鍛錬として押し相撲をやりました。
こういう時に思うのですが、大人はもちろんのことやっぱり武道をやる子ども達だけあって、こういう相撲とかは大好きですね。
けがをしないように気をつけなければいけませんが、足腰の鍛錬に押し相撲はとてもよいのでどんどんやってください。
それにしても、T君は強い。普通に踏ん張っていると全く止められません。
うーん、いい稽古になります。ありがとう。

稽古後の自由稽古では、春に向けてNoriさんと副館長代理補佐さんとそれぞれ剣術をやりました。
そのあと、山鉄さん、Wさん、Noriさん、副館長代理補佐さん、私で掛稽古でそれぞれ好きな技をやって本当の稽古納め。

さて、無事に稽古も終わり次は来週、いや来年の1月4日です。
まだ仕事が始まっていなかったら外部のみなさんも是非稽古はじめに参加してください!

12月14日稽古

既に多数の方のエントリーによりほとんどの情報が記載されてしまってからの、満を持しての投稿です。

練習、懇親会ともに非常に盛り上がりました。皆さんの体力の有り余り具合からみて次回4月は1時から3時半まで全体練、3時半から5時まで自由練にしようかなぁと考えています。(前の時間帯に他団体がいなければ12:40過ぎくらいからは平気で道場使用できそうですし。)覚悟しておいてください(笑)。

T大OBの方々は予想通り面倒見が良かったようで子供たちも喜んでくれて何よりでした。

今日既にHさんと副館補佐さんが実施されたような 歩く・脱力するに加えて腰を切る・崩すに特化したメニューを考案中です。土曜日はそこそこ期待してください。