「八事稽古日誌」カテゴリーアーカイブ

6月5日(日) 八事稽古

道着を着るだけでも汗をかく季節になってきました。

せっかくなのでしっかり汗をかいて稽古したいですね。

今日は久しぶりに打ち込みをやりました。

合気道の稽古は型が大事なので、約束稽古にはなりますが打ち込みもしっかりした形でやりたいと思っています。

打ち込みでまあまぁ汗をかくのでしっかり水分補給してから技に。

昨日、土曜の稽古で「天地投げを受けが導くというのをやり、とても難しいと思いました。最初は大げさにでもしっかり肩が開いて崩れる形を意識したいと思い、今日の両肩が開くことに注目した稽古をしてみました。まず地の手と、次に天の手。個人的には、「いっしょに」崩れることを気にしたいです。上下、両方、手と足。

橙帯より下の人はまず形をやりました。特に手を忘れがちになるのでシャドウでも形をやりたいですね。

肩が後ろに開いて崩れる形の次は、前に方が倒れて体が崩れる形の正面打ち入身投げをやりました。今日は後ろに肩が開く形ではなかったので最初戸惑った人もいましたが、崩れ方を意識して技をかけられるといいと思います。

入身投げを入門したての人にしっかり教えていた橙帯黄帯の中学生もよく頑張りました。教えると自分も再確認できていいですね。

これからまだ暑くなりますが、水分補給や休憩をはさみつつ、無理ない範囲ででもしっかり稽古していきたいと思います。

10/31(日)八事稽古日誌 BY RAH

新型コロナ感染者の数が減少してきました。
ただ、何でここにきて急激に減少しているのか???
精神的には少し安心感があって良いのですが、
感染対策だけは気を緩めないようにしないといけませんね。

さて、最近、リモート稽古で「運足」「足捌き」が話題に
なっているらしく、、、
先週もそんな話が上がっておりましたので引き続き
運足を意識した稽古を行ってみました。

<運足>
歩み足、送り足、継ぎ足、回り足
<足捌き>
入り身、転換、転身、転回

勝手に「運足」と「足捌き」に分けてしまっていますが、
考え方は色々だと思います。
分けたうえで、「運足」と「足捌き」を組み合わせて
技が構成されていると思います。

先週は姉御が「入り身」と「転換」を中心とした技を
されていたので、今回は下記の技をそれぞれの運足、
足捌きに注意しながら稽古を行いました。

<片手取り四方投げ 表>
当て身を入れながら「歩み足」→「転回」→必要があれば
「送り足」や「回り足」→投げ

<片手取り呼吸投げ。
当て身を入れながら「入り身」→相手の体を崩しながら
「転回」→投げ

<横面打ち呼吸投げ(肘を極めずに投げるやつ)>
「転身」しながら「回り足」→「入り身」→投げ

<横面打ち二教 裏>
「転身」しながら「回り足」→相手の腕を下から回して「転身」
→二教を極め、相手を崩しながら後ろに「入り身」→「転換」
→極め

運足や足捌きって、あまり意識しすぎると身体の動きが
ギクシャクしてロボットの様になってしまいます。
私も経験してきたことですが、入門当時は技を覚えるのが
大変で、どうしても手捌きばかりに目がいってしまいます。
そのうち先生から足の位置とか身体の向き等を指摘され、
「足が居座っている」「常に動ける足を」と耳に大きな
たこが出来るくらいに指導していただきました。
先生はじめ上段上級の方は、足が止まらず、常に自分が
優位な位置取りをしています。
稽古の時、模範演武を見る際には、「足」の動きも注意して
みると良いと思います。


 

6/27(日)八事稽古日誌 BY RAH

コロナ禍、制約は色々あるものの稽古が出来て感謝です。

コロナの関係で、稽古時間を2部に分けていることから、以前の様な稽古時間がなかなか取れません。どうしても基本技が中心になってしまうので、他の技を忘れてしまうんじゃないかという心配が頭をよぎります。
そこで最近よくYouTubeを見るのですが。そこでとてもかっこ良い指導者の方を発見。フランスのでChristian Tissier(クリスチャン テイシエ)という先生です。
名古屋至誠館にはフランス人の親子が一緒に稽古をしています。言葉の壁があり、伝えられない事が多く気になっていて、このフランス人の先生の動画を見てもらえれば、より理解してもらいやすいのかな?と思い、その方の動画から三教の技をいくつかやってみることにしました。

正面打ち三教
横面打ち三教
中段突き三教(内回転)
最後に三教からの投げ技で、、、
片手取り三教(振り返り投げ)

YouTubeではフランス語、それをドイツ語やらポルトガル語に翻訳しての説明をされている物ばかりで、日本語がありません。
何となく、身振り手振りを見ていると「こんなことに気を付けながらやってください、、、」というのがわかります。(解釈が間違っているかもしれません)何を言っているかは、うちの道場生のフランス人の方しかわからないかも、、、

 

6/14(日)八事稽古日誌 BY RAH

東郷の体育館の使用制限が厳しく、思うような稽古が
出来ません。こういった状況の中、感染防止対策を
しっかりと行い、少しずつ八事道場でのけいこは
通常の稽古に戻りつつあります。
当分、コロちゃんとは共存しつつ稽古をしていかなく
てはなりませんが、くさらず楽しく稽古をして
いきましょう!!

今日は受け身に主眼を置いて稽古を行いました。
<前回り受け身>
片手取り回転投げをかけられてからの受け身
<後回り受け身>
片手取り隅落としをかけられてからの受け身
<飛び受け身>
片手取り小手返しをかけられてからの受け身

いずれの受け身についても、下記のことに気を付けて
行ってもらいました。

①自分から先に受けにいかない
②しっかりと体を丸めて受ける
③受けの時、一ヶ所にダメージがかからない様にする

私の個人的な意見ですが、受けが上手になると、
上級者の方から技をしっかりかけてもらえます。
その時のかけられた感覚がとても重要で、
それを自分が体現できるよう考えながら試行錯誤
することが大切だと思います。
稽古の時にもお話しましたが、館長に投げられて
「ニヤニヤ」してしまうのは、かけられた感満載で
とても気持ちよくて楽しいのです!
決して「M」ではありません。本当に気持ち良いのです。
最後の飛び受け身は特に恐怖感があって、
躊躇してしまいますが、これは躊躇した方がかえって
危険で、アカ~ン!となったら、思い切って飛んだ方が
楽です。
怪我をしないためにも、技の理を理解しやすくする
ためにも受けの技術を高めることはとても大切だと
思います。

4月5日(日) 八事稽古

本日は少林Iさんの稽古。

いつもいろんな構想を練ってきてくださるのでとても楽しく考えさせられる稽古ができます。同じくらいしっかりした体幹が欲しい・・・(^_^;)

・正面打ち一教

・片手持ち二教

・外回し回転投げ

・諸手持ち側面入身

・両手持ち天地投げ

どれも難しく、稽古後稽古も熱が入っていました。

技の名前は同じでも見た感じ全く別の技に思えたり、解釈がそれぞれだったり説明がそれぞれだったり。本当に勉強になります。

3月29日(日) 八事稽古

土曜日の東郷町総合体育館が休館のため、土曜日午前稽古はお休みとなっています。

水曜日・日曜日の稽古はあります。

各自の状況や体調を考えた上、稽古前後の手洗いうがい・稽古中の換気徹底などに気をつけながら、無理なく稽古していきましょう。

さて、3月末の稽古、いつも人があふれかえる八事にしては少なめの人数で、場所を取って稽古できたと思います。Kさん担当ありがとうございます。

・両手持ち四方投げ

・両手持ち四方投げ(転換)

・胸取り四方投げ

・片手持ち側面入身

・片手持ち呼吸投げ

稽古後の時間も待っていたかのように剣を振る子ども達の姿が印象的でした。せっかく稽古できる場所と機会があるので、有効に使いたいですね。



 

1/12 八事稽古

昨秋の審査はつい詰め込みに必死になった八事ですが、

基本に戻ってしっかり稽古していきたいと思っています。

打ち込みはやはり基本の一つかと思うので

回数は少なくても毎回やりたいですね。

「説明が理屈っぽい・・・(~_~;)」と

体験者の方に逃げられた経験を持つ私ですので

何とかシンプルに説明、を心がけつつ(^^;

.

転換の動きを入れた基本技をやりたかったので、小手返しを。

*片手持ち小手返し

*突き小手返し

*後ろ持ち小手返し

.

そのあとは、

来て下さっていたS会のY先生に稽古をしていただくことに。

AFWさんのリクエストで入身投げです。

Y先生の説明は、ほぉぉ~なるほど~と唸ってしまうことが多く

その技には目を見張ってしまいます。

先生を囲んでの稽古後稽古も盛り上がっていました。

ありがとうございました(^^)

また来てくださるのを楽しみにしています!

.

館長は体術稽古の横で剣の個人稽古を順にしてくださいました。

少しずつでも、ステップアップしていきたいです。

.


1/5 八事

明けましておめでとうございます。

1/4(土)年明け最初の東郷道場での稽古は入り身投げによる消耗が激しかったので、1/5(日)の八事道場での稽古は入り身投げをするかしないか悩みつつ。。。

いつも通り、準備体操・四股・体転換・前廻り受け身・後ろ廻り受け身・膝行。ん?前廻りが横廻りだったり、後ろ廻りが右も左も同じだったりしてる子も。。。膝行はわりとみんなできるようになってますね。

八事道場には色帯を取ったばかりの初心者のお子さんがいらっしゃいます。立ち方・構えの再確認の意味も込めて、正面打ち、横面打ち、中断突きの打ち込みをやりました。体が温まってきたので、技をやります。

◇片手持ち・四方投げ

◇ 交差持ち・四方投げ

◇ 片手持ち・三教

◇ 後ろ持ち・三教または四方投げ

後ろ持ちから、三教または四方投げのどちらにも移行できるのが理解いただけたでしょうか?

稽古後の自由稽古は、先生に剣術をご指導いただきました。そろそろアラフォーではなくなりつつありますが、まだまだ初心者です。今年もよろしくお願いします。

12/15 副館補

今日は忘年会の翌日ということもあって稽古参加者は少なめでした。

白帯と体験者がいましたが、三教からスタートです。

正面打ち三教(表)

切り落とした後、相手に寄りかかり起き上がれない状態から手を奥からとり肘を押さえて回り込みます。

2〜3人に分かれて始めました。

・・・が、白帯がまだ二教をやっていないことがわかり、片手とり二教に変更。

体験者の方もいたので分解して行いました。

・手を取られたら当身

・掌を並べて親指を手首にかけるように45°の位置に入りながら両手を回します。

・掌と甲を合わせて親指を押さえるようにとり、反対の手は親指を引っ掛けてから腕をとります。

・小指を相手の正中に入れ、肘を折るように。

ここまでを繰り返し行いました。

形は覚えてもらえたかな?白帯の子供たち。次の稽古までちゃんと覚えていてください。

体験者の方が入門していただけました。慣れない動きで筋肉痛は大丈夫だったでしょうか。

もうすぐ道場設立から丸6年になります。本当に多くの方が入門されました。

来年も楽しく稽古をしていきましょう。

11・23 副館補

今日は審査の翌日ということもあり、参加者は少なめ。
ゆっくりとした稽古をしました。体験者の方もみえたので細かく説明したつもりでしたが、理解していただけたでしょうか。

まずは、片手どり二教
 手のひらを上に向けて、親指をかけるように大きく円を描くよに行いました。

正面打ち三教
 両手で落とし、相手を崩すことを意識してもらいました。

片手どり隅落とし
 かかとと手の位置で二等辺三角形の頂点をなぜるように。

片手どり呼吸投げ
 小指が引っかかるように手刀で少し相手側に入れるように。


審査も終わったので白帯の子供たちも新しい技を頑張って覚えましょう。
少し見ていたのですが、なんと白帯の子供たちが以前よりもスムーズに稽古をしています。子供たちの中で審査を受けたことで何か変わったのでしょうか。すごく稽古がしやすく、ゆっくりとみんなを見ていれました。

審査の結果がわかるまでしばらくありますが、楽しみにしていてください。


令和元年 昇級昇段審査(秋)

伊勢原と東京からも先生に来ていただき、昇級昇段審査を行いました。今回も多数の方がとても良い緊張の中で審査を受けていました。
みなさん、審査の出来はどうだったでしょうか?とても堂々と技がかけれている子、緊張して力が入ってしまう子・・・
でも、大人の方が緊張していましたね。
みなさん疲れ様でした。これからもっと頑張ってください。

9月8日(日) 八事稽古

朝晩はずいぶん涼しくなってきました。秋ですね。


秋といえば、昇級昇段審査。

春に昇段を見送った高1生も、そろそろ何か言われるのではとびくびくしている有段者も、そして春から始めた八事の白帯達も、ドキドキしながら頑張りましょう。

というわけで、初心に返る稽古を考えていたら、稽古始まってから増える増える大人。結局二つに分けての稽古になりました。

いつも、担当の日はある程度メンバーを想像して何をしようか考えていくのですがほぼ予想が外れるのはなぜでしょうね笑

本日のテーマは「真ん中を意識する」。

初心者は徹底的に四方投げデーとなりました。

大人の方々は、

・片手取四方投げ

・正面打一教

・突小手返し

・座技呼吸法

個人的に、動きたいけれど動くと真ん中が合わなくなったり我が強くなったり止まってしまったり、という技を選んでみました。

審査は11月終わり頃の週を予定しています。受けようか悩んでいる人も相談に来てください(^^)

8/4稽古日誌

八事道場での稽古も参加者が結構増えてきました。

いつも通り体操・四股踏み・転換・受身・膝行をやった後、

・片手持ち四方投げ:表裏

四方投げはいろいろな崩しから入れます。

・片手持ち隅落とし

持たれた手の方向に一歩踏み出し相手の両足の後三角に手を置きに行きます。直線的に行くより、弧を描く感じで。片手で落とせない場合はもう片方の手で相手の腕を上から押しながら一歩踏み込んで投げます。転換して”つ”の字を書くように投げる方法もあります。

・片手持ち呼吸投げ:外回転

持たれた手の方向に一歩踏み出し相手の側面に立って振り返り、相手と同じ方向を向いて、野球の投球のように腕を回しながら手刀を切り落とし投げます。

・片手持ち呼吸投げ:転換から

転換して投げます。転換して腕を振り上げてから投げる。高めに腕を出して誘ったところから、転換して腕を下げながらそのまま畳に置きに行く。転換して前に出ながら投げる。などいろいろあります。

・両手持ち呼吸投げ:2種類

1種類目:持たれた手の前足側に手をくぐるように一歩踏み込みながら、振り返ってなげます。

2種類目:いわゆる蝶々です。相手の前足側側面にしゃがみ込むように入りながら両手を自分の背中側に振り下ろします。一歩後退しながら相手を引き込むように勢いをつけて投げる方法もあります。

1種類目をやっている人のほうが多かったですね。

呼吸投げを多くやりましたが、相手の動きや速さに合わせて投げるのがコツだと思います。初心者の方々の受け身の稽古にもなればよいと思います。

初心者の方々は基本の形で、有段者の方々は色々な崩しから、やってみて下さい。

6/30 副館補

今日は人数も少なく、白帯が多いので急遽「受け身」中心の稽古に切り替えました。

まずは膝をついた状態で右膝を少し出します。右手を左膝の外側に入れて後方を見ます。左手を上げ後方に外らせます。床につくぐらいまで外らせたら後ろ足で蹴って回ります。斜めに蹴ると横に流れるのでまっすぐ入れるようにしてください。

次に立った状態で両手で車輪を作ります。つま先に下ろし、回転方向に合わせます。手~肘~肩~斜めに背中~お尻の順について行きます。肘を折らないように注意してください。

次は後ろ受け身

最初は膝をついて倒れたら足を入れ替えて起きる形を繰り返して形を覚えてもらいます。

次に回転をしてもらましたが、日の浅い子などは苦戦していました。

白帯が受け身をしている時に青帯以上は合宿前稽古です。

まずは「五教」

田中先生にように当身を入れながら入り固めた手で受けます。

「片手どり二教」

当身を入れた手を腕に滑らして落とす二教です。少し肩を開くとやりやすいですね。

ここから白帯も一緒に稽古です。

片手どり二教(通常バージョン)

当身~指かけ~足運び~手のひらを相手に~円書き~手を取り~入れる。です。

最近は入門者が多く白帯がかなり増えました。20人くらいはいるでしょうか。みんな頑張ってください。

先日体験に来てくれた女性はまた来てくれるでしょうか?

6/16稽古後稽古 副館補

今日はスキンさん夫婦が稽古に来ていただけましたので「スキンさん稽古」です。

私は夜勤明けで遅刻をしてしまいましたので稽古後稽古の日誌を投稿します。

正面打ち隅落とし

これはいつもと違う動きをしていたので結構戸惑いましたが、かけられると気持ちがいい(?)ですね。

片手取り側面入身

館長のよくやる私の好きな技です。

後ろどり

持たれてから正中線を手の方に入れて抜きます。片手後ろどりでは注意をそらす当身をしてさばいていましたが、こんなに簡単に注意を反らせるとは・・・

RAHさんが「金的狙い」で私の的をうしとむきで

小手返し

円の動き、正中線を通して上げるなど細かいところを注意していただきました。

また来ていただけるとそうです。皆さん是非、スキンさん稽古に参加してみてください。

6/10 副館補

準備体操

四股10回

転換80回

前受身一往復

後ろ受身一往復

膝行一往復

正面打ち左右20回

横面打ち左右20回

中段突き20回

ここから館長の稽古です。

正面打ち入り身投げ

入る位置は半身分、当身、手のひらの返しに注意

天地投げ

逆半身で行います。地の手の位置、天の手の軌道(小指をすらすように)

隅落とし

崩しをしておいてから手を添えて落とします。添えた手で落とすのではないので注意

座りの呼吸

Oさんから教わった丹田の位置をずらしながらRAHさんと行ったのですが、腰の動きがとても怪しい・・・

もう少しスムーズに!

今日は少しずつ分解しながら稽古を行いました。

分解して落とし込む位置や力の入らないところを探りながら行うと良く分かると思いますので白帯の方は特に力まないようにゆっくりと確認してください。

打ち込みは家でも稽古が出来るので反復練習しましょう。

稽古後稽古ではみんなで三教の復習。段々マニアックな技になっていきました。いつかあの接点だけの技がしたいですね。

5月26日八事稽古

八事でも 小さなお友だちが増えてきたので、久々に横面と突きの打ち込みの稽古をしました。

初体験だった子どもたちも、頑張っていましたね

横面からの五教
短刀が自分に刺さらないよう遠くへ遠くへ

横面からの入見投げ
五教と同じく、ドンと入る 
手と足を同時に 転換する

片手取り四方投げ裏
力を抜き、取られた手首を最後まで正中線から外れないように気をつけて

両手取り呼吸投げ
自分が入る方の腕を開く
相手から離れないように入る
斬り落とす時は、腕だけにならないよう腰から出る

子どもたちを指導するなど、お手伝いをしていただいた方々、ありがとうございました

5月26日(日) 自主稽古


午後は自主稽古で剣を。

それぞれ素振りなどで型確認後、なんとなく流れで相心に。6人だったので相手を替えながら5本順に確かめながら稽古しました。途中何度も、以前合宿で撮った大学OBの方の動画を見て確認したりしつつの稽古でした。

参加者の半数は審査の時にやったのですが、何となく流れしかわかっていなかったり思う理屈が噛み合わなかったりと、自主稽古ならではの疑問点羅列もあって、それなりに有意義な稽古になったと思います。

次回は疑問解明のため質問しまくらなくては笑

参加の皆さまお疲れさまでした。

ありがとうございましたm(_ _)m

5・19 副館補

久しぶりに八事稽古担当です。

最近は白帯、特に入門したばかりの人が多いので一動作ごとに分けて稽古です。

【片手どり三教】

田中先生がよくされる技ですが、私はこの技が好きです。いろんな動作が入っていて自分動きを確認したいときによくやります。

まずは「当身」

子供達はちょこっとだけ手を出して当たったか当たってないかわからないような当身をしますが、ちゃんといれましょう。アゴかクビにいれて相手が仰け反る感覚を覚えてください。

「線をずらす、親指をかける、腕を開かせる。」

これは当身と同時に行います。正面ではなく、持たれた手の側に少しずれて当身を入れながら親指をかけて腕を開かせます。入るときは相手の45度付近に入ります。

「腕を回転して切り落とす」

かけた親指で手首を掴みながら回転して相手を落とします。相手が自分よりも下がるようにしてください。後ろ足を相手の正中線上に持ってきます。

「指を取り、引き上げ腰を浮かす。」

4本指を取り、少し捻りながらあげます。手首が帰らないようにして自分の顔の高さまであげ腰が浮くようにします。

「手を取る」

指の付け根と手のひらの間付近が相手の小指側側面に当たるように奥から取ります。

「手首をひねる」

近すぎず、遠すぎずの位置に置き、反対の手で指の付け根に切り込みを入れるよに補助します。腕を回すのではなく、手首を返します。

「前に入り、当身引き落とす」

当身を入れた後に肘を引き落としながら下がります。

「極め」

膝で肩を挟み、手のひらを鎖骨あたりにつけるようにして腰からひねり上げて決めます。

以上を一動作ごとに分けて稽古をしましたが、どうだったでしょうか?白帯の方には良かったと思いますが、有段者の方達には焦らされた感があったのではないでしょうか。でも稽古後稽古に館長から稽古をしていただいたのでフラストレーションはたまらなかったのではないでしょうか?他の意味で溜まったかもしれませんが・・・

ああいう稽古はたのしいですね。

5/5(日)八事稽古日誌 by RAH

今日は連休後半という事もあり、人によっては身体が
なまっているかもしれず、しっかりと準備体操、四股、
転換、受け身、執行をゆっくりと行いました。
稽古内容も土曜日と同じ内容で受け身を主体に、、、
同じ投げ技を受ける際に、習熟度に合わせて、
後受け身、前回り受け身、飛び受け身を行いました。

<片手取り小手返し>
<片手取り呼吸投げ>
<片手取り七理引き~肘を返して投げる>

上記の技を行い、初級・中級・上級で受け方を変更。
<初心者向け→後受け身>
仕手側の足を畳んで、尻もちをつくように柔らかく受け身。
自分から受けにいくのではなく、仕手と呼吸を合わせて
早くなく、遅くもなく、良いタイミングで受けます。

<中級者向け→前回り受け身>
後から受けるのではなく、投げられる際に後を振り向き
前回り受け身をします。
手をつかずに前回り受け身をする感じです。
遠くに向かって転がるのではなく、自分の腕の下をくぐる様に
(自分の腕で鉄棒の前回りをする様に)低い位置から
自分の頭を入れていきます。

<上級者向け→飛び受け身>
仕手に崩されてから投げられる手前まで、とにかく仕手の
動きにしっかりついていくことが基本です。
でないと、投げられる際に怪我をしてしまいます。
それでも仕手の動きについていけず、後れを取った場合、
関節などを傷めない様に自分で飛んで受けをします。
基本的には中級者の前回り受け身と同じ動きですが、
間に合わない場合に飛ぶ必要が出てくるのだと思います。

連休後半にもかかわらず、沢山の方が参加されました。
技の型を覚えるのも重要ですが、受けが上手に出来ないと
仕手にしっかりと投げてもらえません。
受けが上手になれば、しっかりと技をかけてもらう事とが出来、
怪我をすることがなくなります。
また、技がどのように効いてくるのかが、良く理解できるように
なると思いますので、技の型と並行して受けの稽古もしっかり
出来ると良いですね。

通常、2~3人の組、もしくは掛り稽古で技を掛け合いますが、
かけられる時が受けの稽古となります。
もしかしたら受けの稽古の方が重要ではないかと思う時も
あったりするくらいです。
私も年々体が硬くなっているのを実感していますが、
それに反して柔らかい受けができるよう精進いたします。