館長のお知り合いのK先生の道場に出稽古に行かせていただきました♪
少年部の稽古が9時半から、大人稽古が11時から。
子ども達も行きたいと言ったので9時半目指して行きました。
前の道場も大人と子どもが一緒の稽古だったので新鮮です(^^)
子ども達は大きな声で挨拶して順に道場に入っていきます。
K先生は挨拶を返して1人ずつに声をかけられ、
とてもいい雰囲気。
先生は優しく、本当に子どもに分かりやすいように、でもきっちりと教えてくださるし、
なんといっても子ども達の話を聞く姿勢がすごくいい。
参加は20人弱、年齢順に座って整列したり、模範演技を見るときは丸くなって座ったり
でもみんなちゃんと話しを聞く姿勢で、何より楽しそうでした。
2人組じゃなくて順に技をいろんな子と掛け合っては次、というやり方も
ボーっとする子もいなくて一生懸命。いいなぁ(*^_^*)
受身も子ども目線の稽古だし、
たくさんの子どもたちがどうやったら楽しく正しく稽古できるかを
とても良く考えられた素晴らしい稽古だと感じました。
解散してから高学年~中学生(かな?)が、少し杖の稽古。
3つほどやりましたが、
体術と併せて
杖呼吸投げ→諸手取り呼吸投げ
をやりました。
K先生は四方投げと入り身を見せてくださいました。
この杖の動きも体術の動きに結びついていることもご説明。
なるほど~~!
(いつも言ってるやん!!という館長の声が聞こえるような・・・( ̄▽ ̄;))
さて、子ども達が元気に挨拶して帰ったあとは、大人稽古。
土日の午前中ある稽古は土曜日の方が参加者が少ないのだとか。
少ないと言われましたが、黒帯の方5人と茶帯と白帯の方で計7人。
そんなそんな。
K先生の体格は大きくもなく見た感じ筋肉質でもないです。
丸投げ館長は「力じゃない」と言っても「そんな太い腕で嘘やん」と思われがちですが
(すみません、一般論で・・・)
K先生が言われるならば納得しますね。
両手取りの四方投げでも、いったん固める、という時に
後ろ足に意識を持って丹田をぐっと落とす、と言われたのですが
力だとこう、丹田だとこう、とかけていただいて、
もう惚れ惚れいたしました(笑)
・正面打ち一教
・両手取り四方投げ
・後ろ取りから抜くまで
・後ろ取り呼吸投げ(?)
・肩取り三教
・後ろ取りからの入り身
・座技呼吸法
やはり、言葉の表現は、難しくて面白いです。
同じことでも、表現が違うと気付くことや、新たに発見することがあって
楽しくて仕方ない。
・一教
「受けて、返す」
相手の力をガンッと受けたり無理やり持っていったりせず
相手の力を、受けてから、返してあげる。
・両手取り四方投げ
流した時、後ろ足に意識を持って丹田を落とす。
いったん落としてからそこから手首を固めてぐっと持っていく。
交差持ちの要領で交差側の手に重さを置く。
・後ろ取り技
取られたら後ろ重心。取る方もしっかり持つ。
手首から力を抜いていき、肘、肩と順に上げる。
手のひらはしっかり広げて。
・肩取り三教
取られる時から意識を持って肩口まで誘導していく感じで取らせる。
取られた肩のほうの手をしっかり固定し捻りながら体を抜く。
反対側の足は引きたいけれど引かずにその位置で腰をきる。
腰をきった後、軸足に向かってもう一方の足を寄せていく。
「一重身(ひとえみ)」
崩しに効果的で、入り身投げなどでも有効。
K先生は各組を回って、それぞれにかけてくださり、受けてくださり
教えてくださいます。
単純に数こなす、というわけでもなく、でも止まらずに一回ずつ丁寧な技の掛け合い。
稽古した~!!って感じです(*^^)v
今回の出稽古は、本当にいろんなことが勉強になりました。
子ども稽古にしてもそうだし
自分の稽古に対する姿勢も、
もちろん技や体の使い方についても。
快く受け入れてくださったK先生、
一緒に稽古してくださったみなさんに感謝感謝です!
また、出稽古をおすすめくださった館長、ありがとうございました(^▽^)