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5月29日稽古日誌

今日も稽古は賑やかでした。
大人4名、子ども10名 で白帯が4名
嬉しいですね、やっぱり。

で、私は仕事のため今日はNorikoさんに稽古をお願いしました。
私の得意技の一つ「丸投げ」です。
片手取りからでも交差取りからでも何からでもかけられます。
私が稽古に参加したときには、片手持二教と四方投げを稽古していました。

参加してすぐに両手持天地投げ。
たくましい男2人には小さい女の子は物足りなかったかもしれませんが、彼女たちは侮れませんよ ( ̄ー ̄)

自由稽古では、転換組と二教組に分かれて稽古していました。

一つ。
道着を着て嬉しいのはわかるが、はしゃぎ過ぎ。 (-゛-メ)
さて、土曜日は静かな稽古になりそうです。
何やろうかな~。

龍の巻

さて前回の続きです。
六韜の中には虎韜以外ににも竜韜が存在します。
ということはこれが「龍(竜)の巻」に当たるはずなのですが、なぜか日本では認知されていない。なぜ?

「虎の巻」=「虎韜」については、以前目を通した(本当に目を通した程度ですが)ことがあるので、それが戦い方の技術について書いてある書であることは知っていたのですが、「竜韜」については知らず。
ということで、今回「竜韜」にチャレンジ。
といっても、原文を読む気力は中年オヤジに残っているわけもなく、インターネットと日本語訳という素敵な文明の利器を存分に用いました。
それでも結構ボリュームがありました。

結論。「竜韜」は軍隊の規律や動かし方といったマクロというかちょっと「台所事情」を書いた書です。
王がどのように上手く将軍と軍隊を使うか、ということが書かれています。
これでは一般人受けはないですね。普通に考えて一般人は「使う方」ではなく「使われる方」なので。
もし、「竜の巻」があるとしたら「部下をどうやって使って、自分の成果を上げるか」という管理職向けのビジネス書になってしまいそうです。
ちょっといやらしいかも。

というわけで、「竜の巻」はあるけど、そんないいものじゃあないです、が「竜の巻」についての結論です。
以上の話を「竜韜」の内容とあわせて高校生にしたところ、「・・・(+_+)」という顔をしていました。
こいつ、もしかして「虎の巻」と対をなす「竜の巻」というあまり知られていない極意書があって、それを手に入れれば自分だけ優位に立てると思っていたのではないだろうな。

虎の巻

虎の巻ってありますよね? 龍の巻はないんですか?」とある高校生。 (゜_゜>)
どうやら、受験用参考書で「虎の巻」とタイトルがつくものを読んでの質問なのですが、久しぶりに質問にこたえられず困りました。
虎の巻」は中国の兵法書「六韜」に由来することと、鬼一法眼が関係する話が歌舞伎だったか何かにある、ということは知っていたのですが「龍の巻」の存否と内容については知らず。
さっそく好奇心に駆られて調べました。うーん、出てくる出てくる。面白いのでここにもアップします。

まず「六韜」という書物についてですが、成立時期が不詳の兵法書で「文韜」「武韜」「龍韜」「虎韜」「豹韜」「犬韜」の六巻からなります。それゆえ「六韜」と言います。
このうちの「虎韜」が日本では「虎の巻」として「極意を書いた書物」の意味で使われるようになりました。とまずここまでは件の高校生にも説明しました。
有名な「来則迎、去則送、対則和、五五十、二八十、一九十、以是可和」も「虎韜」の一説だそうです。
この一説については、合気道二代目道主である植芝吉祥丸先生が「合気道技法」という書の中で解説されています。興味のある方は是非お読みください。
なぜ「虎韜」が「虎の巻」と呼ばれるようになったかと「龍韜」が日本に「竜の巻」として存在しているかということと、その内容は何かは知らないので、調べて説明することに。

次に鬼一法眼という人物についてですが、この人物は伝説上の人物で実在したかどうかは不明です。多分していません。鬼一について知っていたのはここまで。
鬼一は京都に住む陰陽師で中国の兵書「六韜」を収め、その極意を源義経に伝えたそうです(歌舞伎などでよく題材にされる「義経記」:義経千本桜など:では義経が鬼一から盗んだとされています)。
この鬼一は後の吉岡流の祖である京八流の祖とも言われているとのこと。これも初耳。ということは鬼一の流派が後に武蔵と闘うのか。マニアにはたまらない繋がりかも。
全く余談ですが、修羅の門の外伝で源義経編にでてくるのが陸奥鬼一なのも、これが出典ですね♪

結局まとめると、「虎の巻」の語源は中国の兵法書「六韜」の「虎韜」。
それが日本では「義経記」等で源義経が手に入れた「虎の巻」と呼ばれるようになって、極意を記した書として現在ではアンチョコ本の意味でよく使われるようになった。
とりあえず高校生はそれで納得してくれました。

で、「龍の巻」はどうなったのか?
ではそれは次回に。

熱中症に気をつけましょう!

先週来、急激に気温が上昇してきました。
今週は一旦落ち着くようですが、今後どんな風に温度が上がるかわかりません。
統計的にみて今の時期から熱中症が多発します
みなさん、十分に気をつけて下さい。

というだけでは不十分なので、大人の有段者は以下のサイトを必ず読むようにして下さい。
環境省の熱中症に対するマニュアルです。
興味のある方も是非どうぞ。
http://www.env.go.jp/chemi/heat_stroke/manual.html
特に以下のページについて必読ですので絶対に次回の稽古までに読んでおいてください。
P8-10
P20-30
P34-37
P41-42
P44-47

他に留意しておくべき点、参考にすべき資料等があったら教えてね、山鉄さん。
しっかりした稽古ができるように、十分に気をつけましょう。

5月25日稽古日誌

本末転倒ですが、あらためて稽古日誌を。
今日はゲストも多かったので、一人一技ずつ出すことにしました。
色んな道場の人が来てくれるのはうれしいですね。
最初は鹿島の当身技(合気道ではないのですが)
次はゲストの方の相半身での片手持ちの一教
続いて胸持の肘決
次に後持の回転投げ
そして正面打ちの入り身投げ
片手持ちの四方投げ
やはり技を出す人が増えればバリエーションの増えてよいですね。
また、それぞれの人が悩んでいることや考えていることを聞くのはほかの人にとってもよい稽古になると思います。
後今回思ったのは、私一人で技を出すより技の数が多くなって、楽しいかも。

研鑽のための刺激

どのレベルや段階においても同じですが、上達するためには現段階で自分がやるべきことを見つけて、それをきちんと稽古するしかないと思います。
さらにこれもどの段階でも同じだと思いますが、自分がやるべきことは現時点の自分の力を超えた事柄なのでなかなかわからないはずです。
ただ、初めて間もない人は比較的やるべきことが多い(課題が多い)ことと、指導者や先輩が内容を指摘してくれることも多いのでまだよいのですが、ある程度の段階になると自分自身でやるべきことを見つけなくてはならなくなります(誰かから教えてもらえることはほとんどなくなるので)。
私にとって自分自身の課題を見つけるのには、やはり熟練した技術をもつ先生の稽古に参加させていただくことが一番ためになります。
もちろん一番よいのは常に自分の課題を気づかせてくれる師がいることですが、今は師と遠く離れているためそれもままなりません。
最近はこれまでの稽古が雑だったせいか、自分の技について不満な点が多々あります。
今はそれを何とかしようと稽古に励んでいます。

昨日の稽古も楽しかったです。

5月25日夜の稽古日誌

本来であれば、昼の稽古日誌から書くべきですが、夜の稽古日誌を先行で。
今日はたくさんの人が夜の稽古に参加いただいてありがとうございます。
Eさん、Migthyさん、丸儲けさん、山鉄さん、みなさんが参加してくれて本当に楽しかったです。

やっぱり飲み会はああでなきゃ。
変に気を使って飲んだり、気を使わないために別の飲み会をするなら、むしろ飲まない方がいいんじゃないか、と思うくらい混沌としたカオスなのみかいでした。(酔っぱらているので文章が意味不明でもすみません)
何でもいろいろ言いたいことがいえるのはいいですよね。
本当に楽しかったです。
丸儲けさん、是非うちの稽古に来てくださいね。
Mightyさんも待ってますよ~。
稽古はちょっとまじめに、飲み会ははじけましょう!

眠くなってきたのでおやうみなさい。

5月22日稽古日誌

今日は先週土曜日のみんなの演武? を見て、足さばきの稽古をすることに。
まずは足の動きと重心をきちんと意識できるように、いつもより少しだけ多めに四股180回と転換250回。
十分動きの形が意識できたところで、入身と捌きの反復稽古に。
同じ動作を繰り返すことは単純であっても体に動きを覚えさせるのには効果的だと思います。

結構地味で単調な稽古ですが、みんなしっかりとやってくれてありがたいです。
中には、随分と悪い癖がついている人もいることを再認識しました。
自分で癖に気が付いている人もいれば、指摘されないとわからないことも結構多いのかと思います。
あんまりダメをだすのはよくないのですが、基本の動作で明らかに悪い形をやっていたのでは、技の土台が歪んでしまうので、子どもに対しても結構シビアに要求をしました。
みなさん、自分の課題を頑張ってこなしてください。

特に今日転換の「だらしない」癖を言われた二人はしっかり自分で稽古しておいてください。

次回の稽古の時には、今日やったことが生きているといいですね。

初心者の稽古内容

最近一気に新しい人が増えました。
どうせならできるだけ早く上手くなっていただきたいと思っています。
初心者が上達するのに一番手っ取り早いのは転換の稽古だと思います。

もちろん、間違った形で稽古するのはいけませんが、比較的場所も取らず繰り返し行える稽古だと思います。
最初のうちは毎日時間を作って繰り返し練習するとより効果的かと思います。

転換の稽古方法については、こちらで確認してください。

ちびっこがいっぱい

昨日の稽古の際にちらっと思ったのですが、ちびっこ多くてうれしいです。
お迎えの時はもちろん、稽古を見ているときもみんなお行儀よくしてくれて、とてもいい子たちです。
稽古が終わると、お兄さんお姉さん(道場生のこと)と一緒に飛んだり跳ねたりしているのも大歓迎です。
私が現在見ている限りで就学前のちびっこが3名いますが(隠れキャラもいるかも)、いつの日か彼らと一緒に稽古したいものです。

ん、今4歳の子が20歳になったとき自分は60歳か・・・
どうやら大丈夫そうです。一緒に稽古できそうです。

5月18日稽古日誌

もともと少人数だったこともあるのですが、5月から新しく入った人たちによって毎回の稽古人数が1.5倍くらいになりました。
ここ2・3回の稽古を見ていて感じたことですが、
・すっかり雰囲気が変わったな
と思いました。
人数が増えたことよりも、新しい人たちによってこれまでの「見慣れた」顔同士の稽古ではなくなりました。
とても新鮮なことだと思います。
平たい言い方をすれば「何か新しい道場みたい」な感じです。
せっかくそんなフレッシュな状況になったのですから、その新鮮さや緊張感を大切にしたいですね。
「温故知新」ではありますが、「断捨離」という言葉もあります。
判断は難しいですが。

子どもを指導するにあたって

と仰々しいタイトルをつけるとプレッシャーに感じる人がいそうなので、最初にフォローしておきます。
今から書くことは自分も含めて常に肝に銘じておかなければならないことだと思っていることで、折に触れ言葉にすることで意識の共有を図ったおきたいと考えるからです。

別のブログで書きましたが、子どもに「不必要なストレス」をかけることは極力避けたいです。
子どもが稽古で悩んだり、できなくて悲しんだりすることは子どもにとって「大事なストレス」だと思います。
ですが、子どもに間違ったことを教えれば子どもは素直にそれに従ってくれます。
だから、大人は可能な限り「よい形」を教えるように努力しなければならないと考えます。

といっても、子どもの中には合気道とその稽古についてはすでに、大人よりもきちんとしている子もいます。
なので、一番気を付けなければならないのは、(当然と言えば当然ですが)初めて間もない子です。
稽古の際には極力フォローしてあげなければいけません。

そうなるとどうしても大人自身の稽古は削られてしまいますが、それは「大人」が大人な姿を見せたいところです。
大人自身も自分の疑問が残った状態だと悶々とします。ましてや解決しない悩みがたくさん積み重なるともう、大変。
この辺りは身をもって感じている大人は多いと思います。
自分の悩みはできればその場で解決したいのですから、初心者ましてや子どもの悩みはできるだけその場で解決してあげたいです(もちろん解決できない悩みや解決しなくてもよい悩みは別ですが)。
だから、気がついた大人は時を逸しないように、適時かつ即座に対応していただければと思いますし、またそうしたいところです。
その分稽古が減ったことのフォローは後でみっちりやりましょう。

大人の初心者についても同じことは言えますが、まあ大人は子どもに比べれば少々悩んでもらっても大丈夫かと思います。
なんといっても「大人」なので。
とはいえ、そんなに深刻に考えないで(特に一名の方・・・)下さい。
できるかぎり、で行きましょう。

皆さんの思うところも是非聞きたいです。

稽古を始めたばかりの子ども

稽古を始めたばかりの子どもにとって一番大切なことは「よい形の反復」です。
以前にも書きましたが、子どもの成長力はまさに「超人的」です。
よい形であっても悪い形であってもあっという間に身につけてしまいます。
子どもは可塑性が高いので、いったん悪い形を身につけても簡単に修正することはできます。

ただ、それはあくまで身体機能の点であって心は別です。
わたしのようなダメな大人にとってはうれしいとともに恥ずかしいことですが、子どもは大人を文字通り「心から」信頼してくれます。
だから大人が間違ったことを教えても、大人に対する信頼からそれを信じてくれます。
しかも大人以上に一旦信じたことを貫き通そうとします。

だから、大人が間違って教ったものを後から修正しようとすると、子どもの心には大きなストレスとなります
本題から外れそうなのでこれは別に書くことにしますが、そんな不要なストレスをかけることは、それこそ「不要」なので最初から良い形で稽古してほしいと思います。

で、ここからが本題なのですが、せっかく稽古を始めるのですから「超人的」な成長力を活かしてあっという間にうまく
なりましょう。
一番最初のスタートではしばらくうまくなった感じはしませんが、何しろ成長力が並ではないので、すぐに目に見える上達をするようになります。

やり方としては、道場で「今はこれを徹底的にやりなさい」と言われたことを毎日家でもやってみてください。最初に「これをやって」といわれることは大抵家でもできることです。次第に上達して課題が複雑になると家ではなかなかできないことも多くなります。
そうなると道場で仲間と一緒にやるしかなくなるのですが、最初は本当に家でできることが多いです。
一週間に1~2回の稽古でやることを毎日家でもやってもらえば10倍以上の成長が確実です。
最初は本当にそんな勢いで上達します。

毎日ほんの少しでも課題をこなしてくれれば、きっと自分も「うまくなったことがわかって」嬉しいはずです。
ただし、きちんと気を付けるべきことに注意して「よい形」で稽古することが大切なので、毎回の稽古で大人や私に「これでいいですか?」とチェックをしてもらうようにしてください。
そして、うまくなったら次の課題が出るはずです!

がんばって一気にうまくなろう!

宝物はやっぱり幸せ

以前に書いた私の「宝物」ですが、ずいぶん久しぶりに手にしたせいもあって、最初はほとんど振れませんでした。
そもそも、筋力で振るとすぐに限界が来てしまいます。
まして、当時と比べて30%以上も落ちた筋力では(当社比)。
これを振ると自分の身体が使えているかどうか本当によくわかります。

振り上げる際には自分の軸と正中線からずれたら、いきなり重さが掛かり、振りおろす際には重心の移動と上下に一致させなければ止まりません。
これがなかなか難しくて面白い。
やはり私の宝物です。

ちなみに、この宝物、本来の目的とは違った効能もあります。これを数回振った後に木剣を振るとブンブン振れる。
つまり、重さに慣れて木剣が軽く感じてしますわのです。
でも、これはあくまでおまけで本来の目的ではありませんので、気を付けてください。

最近ようやく五十回振ることができるようになりました。
副館長代理補佐さんも一緒に振りましょう!

5月15日稽古日誌

今日は人が多かった!
(あれ? どっかで見たコメントかも)
若い道場にしてみれば、人が多いのはとっても嬉しいし新鮮です。
これまで、経験者ばかりでみっちり稽古できてきたことはそれはそれで楽しい稽古でした。
が、これから一緒に稽古できる仲間が増えることも素敵です。
前からいた人たちは、新しい人たちに負けないようにしましょう。
そして、一日も早く新しい人たちが「素敵な稽古相手」になるようにみんなでサポートして下さい。
自分のための稽古時間が減ってしまうことは仕方ありませんが、我慢と納得をしてみんなで頑張りましょう。

今日感動したこと。
入って半年の子どもと一対一で四方投げをやりました。そんなに器用な方ではないので、足さばきとかはなかなか覚えないのですが、身体の向きを変える動作がすごくスムーズ。手と身体の動きと足の動きが信じられないくらいなめらかで、思わずすごくほめてしまいました。
褒めてあげたのではなく、私自身が本当に嬉しかったのです。
名古屋至誠館が立ち上がったころには、満足に体転換することすらできなかった彼が、本当になめらかに身体を使うことができるようになったことは、ひとえに私の厳しい稽古に根をあげずについてきてくれたからです。私の稽古がよいわけではありません。彼が一生懸命やったことが偉いのです。
子どもの能力には限界がないことを再認識させてくれた彼に心から感謝します。

他の子どもたちも本当にきれいに身体が使えるようになってきています。
おかげで、どんどん無理難題を要求することができます。本当に毎回の稽古が楽しいです。

白帯の人たちも頑張ってください。
先輩たち必ず「うまくなる方法」を教えてくれるはずです!

左右の差が・・・

個人で稽古。
道場の正規の稽古時間にはなかなか私は稽古できないので、道場やスポーツセンターや自宅で少しずつ自分の稽古をしています。

で、今日は左右のバランスを意識して身体を動かしてみることに。
う・・・(-_-;)
左右のバランスが悪い。
右も微妙な感触だが左も微妙な感触。どちらかが悪いというよりは、中途半端にバランスがとれていることがアンバランスな感じがして気持ち悪い。

ちょっと前から稽古の際にも左右の微調整に少し違和感を感じていたが・・・
まずい。
今まだの感じからして、この差の調整は時間がかかりそう。
うーん。気をつけて稽古しよう。
まだまだってことかな。

投稿についてのお知らせ

このHPについてのルール? を少し説明します。
以下細かく書いてありますが、あんまり気にせず適当な場所に適当に投稿してください。
投稿されない方がさみしいので。

1.投稿について
このHPに投稿できる人は、投稿する権限のある人です。
関係者で投稿できません、という人は私まで連絡下さい。

2.コメントについて
投稿に対するコメントは誰でも可能です。どんどんコメントしてください。
ただ、宣伝やDMなど不要なコメントもあったりするので、コメントを書いても確認されるまでは掲載されません。
例外として、投稿することができる人のコメントは即時掲載されます。

3.投稿のカテゴリーについて
(1)子どもと合気道
道場の子どものことや子どもの稽古のこと、子どもについて合気道他武道に関わることなど、自分の思うことをどんどん書いて下さい。
子どもについてこんなことを思うんだけれど・・・という内容を投稿する場所です。
(2)武道についての雑感
これが一番メインかなと思います。合気道はじめ武道全般について思うことを何でも書いて下さい。
自分にとっての武道や、いつも稽古していてこんなことを思っているというつぶやき程度のことから
いやいや、俺の武道観を聞いてくれ、という重みのあるものまで、
本当にささいなことでも構いません。稽古のストレスをためないために使ってもらって構いません。
ともかく合気道や武道について何でもおもったことを投稿する場所です。
(3)稽古日誌
稽古を行なった後に感想や希望などを述べる場所です。(2)との違いは実際に行った稽古に関する投稿である、という点です。
「稽古記録」ではないので何をやったとかを書く必要はありません。どちらかというと稽古を終えての心の中が書かれているといいですよね。
(4)身体についての考察
趣味の項目です。私の好みで書いているだけです。でも、書き込みは大歓迎です。別に難しく書く必要も難しい内容である必要もありません。難しく書くのが趣味なのは私と山鉄さんだけなので、それ以外の人は「(3)の技術バージョン」とでも思ってもらえれば十分です。技術的なことについて書く場所です。
(5)雑談
(1)~(4)以外の内容はどうしよう、と思って作りました。後から作られたとってつけたようなカテゴリーです。最もなんでも書いてもらって構わない場所です。
でも、その方が却って書きづらいかな?

何よりも「気軽にいろいろ」投稿してもらうことが一番の目的です。失敗したら削除可能なので、気楽に投稿してみて下さい。

四方投げについて

ちょっと前に
「四方投げをかけると相手が逃げてしまう」
「四方投げをかけると相手がくるっと回ってしまう」
と質問されました。

四方投げは技の中でも非常にそれぞれの方でやり方が異なる技で、稽古するのが楽しいけれど難しい技の一つだと思います。

稽古としては回らないようにしっかり受けて、相手の型がきちんと成り立つようにするのが本道かと思います。
ただ、どうしても逃がしたくない、とその人は言っていたので、それならという仮定で話をします。
一番面倒がないのは、相手の手を絞り上げる(捻じって)回れないようにすることです。
ただし、中途半端な捻じり方では(相手があわせて受けてくれない限り)痛みで回ってしまうので、回ることができないくらい全力で手首を絞りあげる必要があります。
中途半端だと相手は回転します。力をいれて捻じる場合運動の速度が落ちるので、相手に回転するゆとりができます。
つまり相手が身軽で回り込んでしまうと技が空回りしてしまうのです。
そうならないためにも目一杯絞ることが重要になります。

そうでない方法としては、相手の動線の流れの中に自分が入りながら、動線を途切れさせることがないように誘導する方法や、身体上の隙間をなくすような形で相手の身体を折りたたんでいく方法などをとられる方がいます。
これらの方法は見えない流れの上に自分の動きを同調させたり、相手の力に逆らわずに相手を動かして(力をそらして)たたむ必要があるので、言葉で説明することはできません。
実際、この説明だけ見ても初心者ではまず理解できないでしょうし、反対に理解できる人はすでにもうある程度できている人だと思います。
私自身自分が思っているほど本当にできているか(いや論理的に正しいか、も)自信はありません。
道場でも四方投げの稽古の際にはいつもみんなで悩みながら稽古している点です。

というわけで結論としては「そう簡単にはできません」です。
力を使わないのであれば、色々試しながら稽古を積むしかないですね。
と、あんまり参考にならない回答ですみません。m(_ _)m

呼吸法について

前回の稽古でNorikoさんから呼吸と身体の動き、力の出し方について質問がでました。
質問された瞬間よ~く考えて稽古しているなぁ、というかちょっと考えすぎかもってくらいに思ってしまいました。
でも、とてもよい質問なのでちょっとだけ触れてみたいと思いました。

なぜちょっとだけか、と言えば、はっきり言って私にはまだまだわからないので、そんなに深く語れません。

ただ言えることは私自身についても、学生時代に比べて筋力ははるかに落ちています。一方で稽古相手にはどんどん若い人が現れます。
物理的に考えれば、同じ70kgの相手を投げるには、年齢がいくつであろうが同じ力を出さなければなりません。
ところが先に述べたように、筋力は年齢とともに落ちていきます。
この2点から導き出される結論は単純で
  何らかの「別の力」を身体の中から引っ張り出す
ことが必要になるわけです。
これを別の言葉で言えば力の出し方、使い方を変える、ということになるのだと思います。
身体の仕組みそのものを作り変える、という表現を使われる方もいらっしゃいます。

その際のきっかけ、タイミングを作る基準となるのが呼吸の仕方であると考えます。
呼吸の仕方を鍛錬し、身体の使い方を鍛錬する。
その上で、その両者を融合させる。それが呼吸と力ということだと思います。

ところが、以前から述べているように目に見えないものや形のないものは言葉で表すことが困難です。単なる呼吸の仕方は言葉で説明できますが、呼吸がどのように身体に関与するかは言葉にすることはとても困難(というか不可能に近い)と思っています。
自分にも理解できていないことを説明するのですから、一緒に悩んで稽古するしかありません。

というわけで、呼吸が力の出し方と切り離せないことは間違いありません。
その関係は体を動かしながら徐々に理解できるようになるしかないでしょう。
頑張りましょう。

5月11日稽古日誌

今日の稽古は大人4人、子ども8人。
そのうち、子どもは白帯が3人だったので、基本の説明から始めました。
名古屋至誠館はまだ若い道場で子どもの数もそれほど多くないので、そのあたりは融通が利くのかもしれません。
初心者の子どもたちは非常に熱心で、教えている子ども達に「見習え」と言いたくなる気持ちも少し。いや結構。
準備運動で、いきなり容赦なく転換の稽古を150回やらされているのにはちょっと気の毒でしたが、当道場のモットーは「厳しく」。
子どもの稽古の形式は多様ですが、名古屋至誠館では「上達すること」に楽しみを見出してほしいと考えるので、稽古でも上達するために必要なことをやってもらいます。
そのかわり、(特に大人たちが)責任をもってみなさんを上達させるので、頑張ってついていて下さい。
初心者の子たちが慣れている技ということで、
 ・正面打打ち入身投げ
 ・片手持ち四方投げ
 ・片手持ち二教
 ・片手持ち呼吸投げ
 ・座りの呼吸
をやりました。ついてくれた大人達のおかげで、楽しく稽古してくれたようで嬉しかったです。
初心者の子どもと組んでいた子どもの上級生たちも安心してみていられるのは、責任者冥利に尽きます。
稽古のペースもよかったので、若干早めに切り上げて残りは自主稽古。
大人の中には頭の上に今日の空以上の黒雲をまきつかせているいともいました。
だからブログにもかいているでしょう、言葉で説明するのは難しいんですって。
まあ、互いの手を合わせながら、しっかり感じ取ってできるようになりましょう。
今日体験に来てくれた子たちへ。
是非一緒に稽古しましょう。
やるなら上手く楽しく。
門人一同心から待っています。