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今日は緊急定例飲み会です。

表題通り、今日は道場の飲み会です。
別に決まった日にやっているわけではありませんが、結構定例的にやっています。

道場立ち上げから半年ですが、たぶんこれまでに10回以上は飲み会をやっています。
前回の飲み会からは・・・おお! もう20日も経っている!
十分な冷却期間がありましたね。肝臓も大丈夫にちがいないです。
初めは3人の飲み会から始まったのが、今回は10人。
人が増えることも楽しいですし、色々な人と杯を交わしながら合気道談義ができるのは楽しいです。

結局は気の合う仲間と飲みたいだけなのですが、道場の仲間同士そういう場所でコミュニケーションをとるのも普段と違った話ができて素敵なことだと思っています。
道場ではどうしても館長としての立場もあって、砕けた話は・・・しているか。
まあ、でもそれ以上に砕けた話ができる場もどんどんほしいです。

そんな飲み会が定期的にできるようになってきたのも、道場の発展とともに嬉しい限りです。
結局飲んで騒ぎたいだけなんですが。
何はともあれ、今日は楽しくやりましょう!
明日の稽古に響かない程度に。多分。

6月19日(水)稽古日誌

今日の稽古も予定通り転換から始めるつもりだったのですが、稽古前に柔軟体操をやっている子ども達を見て、\(◎o◎)/!
個人差 いや 個体差? を再発見。
早速予定を変更して準備運動に柔軟体操を取り入れました。
本当は毎回じっくり柔軟をやることがけがを減らすのによいことはわかっているのですが、どうしてもそこまでは時間がないのでなかなか。
でも、柔軟をやっている中年おっさん軍団を見て「冬場は必須だな」と再認識しました。

7月の合宿までのテーマは技の基本の形の再確認&基本形を覚える、です。
夏合宿は名古屋至誠館以外の人も多数参加するので、そこでの稽古を効率的にするためにも今のうちに最低限の形を「やっておきたい」です。
(もちろん全部覚えるのは無理だと思っていますが・・・)

技の稽古の際に、本当は一人一人と組みながら、実際に身体で相手の技を受けたりかけたりしながら教えることができればよいと思っています。
その方が自分にとっても稽古になるのは間違いないですしね。みんなともやりたいし。
ですが、それがなかなか物理的に難しい。例えば今日の一教は二人ほど一対一でやったのですが、お互いに左右の受け仕手を行うだけで最低1分はかかります。これに少し説明などいれればどうしても2~3分はかかってしまいます。
今日の参加者は私以外で12名なので、全員と左右一回ずつ技のかけあいをしても30分はかかってしまう。それでもそういう稽古ができる今のうちはいいなあ、規模的にも雰囲気的にも感じています。
とはいえ、これが50人だったりすると50×2=100分 で稽古時間まるまるか・・・ ちょっと無理かも。

先日ちょっと気持ちが下降気味だった男の子も今日はまた元気に一生懸命やってくれていたのでよかったです。
子どもに教えることは難しいと思っているのはいつものことですが、やる気のある子どもたちに助けられてなんとかやれているのも感謝です。

今日大人で嬉しかったことは、Norikoさんがここ最近の目標としてきたことが「ほぼ」できていたことです。
多分まだ何十回に一回なんでしょうが、もうあっというまだとおもいます。
できるようになったら、さんざん副館長代理補佐さんに鼻息荒く自慢しましょう!

みなさんありがとう!

夏になるとイベントも増えたりして、ついでに余計な(いや大事な)飲み会も増やしたりして、まるで昆虫のように活動が活発になっています。
今日も道場の皆さんと色々やり取りをしていて、本当にありがたいなあ、と思いました。

名古屋至誠館はまだ小さな道場ですが、小さいがゆえに今はとても団結がしっかりしているような気がします。
みんながそれぞれ道場のことを考えていろいろ力を出してくれ、それが大きな力になって道場に勢いがついています。
未熟な私が一人で精一杯頑張っても、たかが知れています。
Norikoさんも、副館長代理補佐代理さんも、山鉄さんも、丸儲けさんも、Mightyさんも
みなさんが未来に向かって力をあわせてくれる(合わせるというよりそれぞれが力を出してそれを互いに調節しあっている、という感じですかね)ことが名古屋至誠館の原動力になっていると確信しています。

また、Eさん始め、道場の外にもサポーター(と思っています)がたくさんいてくれます。
同じ合気道を志す者同士、道場は違っても仲間です。
昔からの仲間もたくさんいます。このつながりは今でもとても役に立っています。本当にありがたいです。

一般論ですが、組織が大きくなるとどうしても今みたいにはいかないかと思います。
もちろん、会社とは違ってこころざしを同じにする仲間なので派閥争いや内部スパイみたいな人はいないわけですが、やっぱり内部の相互調整にエネルギーを使うところもあって、今みたいにはいかなくなるかもしれません。
でも、できる限り今の勢いと和を維持したいですね。

そのためにも、姉御、よろしくお願いします。

HPについての意見募集中

先日カウントがたくさんになってうれしい、と言っていたのですが、最近このHPを覗いて下さる方が増えてきたようです。
本当にありがとうございます。

そこで、自分も初めて訪ねてきたつもりになっていろいろ考えてみたのですが、作っている方は思い込みがあるのでさっぱりわかりません。
できるだけこまめに手入れしたりテストしたりしているのですが、トップの画像を替えてなかったり色々「やるべきかやらないべきか」で気になるところもあります。
一応検索も付けていますが、カテゴリが多いとか少ないとかこんな風にしてくれとか、なんでもいいので意見を聞かせてください。
こちらにコメントしていただいても、お問い合わせフォームからでもOKです。

気がついた点がある方、よろしくお願いします。

もうじき夏休みです

もうじき子どもは夏休み。
大人の夏休みはお盆あたりになる人が多いのですが。

我が家は子どもの予定がまだ未定のため、夏休みの予定は立たず。
なので、さっさと道場と自分の(大学の合気道部の)合宿の予定だけ入れてしまいました。
道場の合宿はまだまだ詳細を練らなければいけませんが、大学の方は早めに樽酒を注文しなければ。
これを読んでいる関係者の方、7月頭くらいに「注文したか」とリマインドしてもらえると幸いです。

歳をとってきたせいか、合宿とか考える際にも「温泉」の二文字に強力に吸い寄せられてしまいます。
今年は名古屋の都合に合わせてもらったので、来年は東京から近い熱海や箱根なんかもいいかもしれないな、と考えたりします。
東京メンバーは車を持っていない人も多いですし。
でも、熱海なんていったら温泉ばっかりで稽古する気なくなってしまうだろうなぁ。

合宿参加者も30名を超えそうなので、嬉しい限りです。
僕だけでは到底無理なので、道場のみなさん一緒に計画を練ってください。 m(_ _)m

6月15日稽古日誌

ぼんやりしているうちに稽古日誌に出遅れた。
あ、でもまだ山鉄さんがいるか♪

さて、今日の稽古ですが時間にゆとりもあるので?
四股と転換をしっかりやりました。
実は四股250回に転換300回です。
私はきちんと数えていました。
みなさおつかれさま。

本当にみんなうまくなっていると思います。ひいき目かもしれませんが。
どんどんほめてあげてください。大切なことだと思います。
でも、一方で満足は進歩を停滞させる面もあるので、そこはなかなか難しいと思います。

一方で大人の有段者はみんな「勝手に悶々モード」「勝手に私はダメだ」モードになるので、ある意味楽です。すみません。
今日の見学者は関西で合気道をやっていらして、興味を持って今日見学に来て下さった方。
色々な話を聞けて楽しかったです。今はけがをされているとのことなので、また治ったら稽古にも来てくださいね。
もう一人は子どもの稽古を見学に来られた父兄。
「予想通り」だったとの評価はうれしかったです(と受け取っていいんだよね、たぶん)。
こちらもいつでも大歓迎します。是非一緒に稽古しましょう。

で、今日感じた私の課題。
実は説明が下手のなのか?
伝えたいことが伝わっていない。すみませんでした。
説明するのは難しいですね。

気をとりなおして来週は転換500回だ?

遠心力とバランス02

前回も書いたのですが、口で説明するのは難しいので感覚的なものになってしまいます点ご容赦下さい。

段階的に考えてみます。
遠心力に振り回されないようにするもっともよい方法は「手足を伸ばさない」ことです。
例えば手に思い荷物を持って回転します。このとき、手を縮めていると荷物に振り回されることはあまりありません。
反対に、手を伸ばして回転すると強い遠心力が働いて、荷物が飛んでいきそうになります。
さらに回転の速度を上げると身体のバランスも崩してしまいます。

つまり、遠心力に負けないようにするには、できるだけ手足を伸ばさないようにすればよいわけです。
わりに多くの人が、この点に気が付くのではないかと思います。
ただ、その後が困るのだと思います。
そのままバランスが崩れないことに重点をおいて身体を動かすと、どうしても動きが小さくなって技がかかりにくくなります。
もちろん、かなりの上級者になればそんなことはない(というかどんな状況でも技がかけられる)のですが、中級者くらいではそんなわけいにはいきません。
結局、バランスをとるか技をかけることをとるかが選択になってしまっている人を時々見かけます。

ここからは完全に私見でかつ模索中の内容です。
自分がバランスを崩さずに回転できる、あるいは手足を自由に動かすことができる範囲を仮に「制界圏」と呼ぶことにします。バランスを崩さずに自由に技をかけることができる、「自分を制御できる」「相手を制することができる」範囲という意味で使っています。公的な言葉ではないのであしからず。
訓練がなされていない状態で制界圏は非常に狭いです。それをすこしずつ半径を広げる(範囲を広げる)ことが身体を自由に使うための修練だと考えています。
この稽古は身体の使い方なのですが、かなりイメージが先に立つ(イメージに合わせて身体を動かす)ものではないかと思っています。末端の部位と身体の根幹(軸)が一体となるイメージで身体を動かす。その際にあくまで動きの根幹は軸になるのですが、本来の物理的な範囲を超えた距離で手足を制御するために、意識はある程度末端の手足にも置かなければならないと考えています。
ただし、根幹の軸に関して意識がしっかりしている、いいかえれば無意識に近いレベルで制御ができているのであれば、意識の大半を末端部においても大丈夫なのではないかと思います。

とはいえ、人間の意識と身体の仕組みとして、意識を置いた部位に力みが生じやすいため。構造末端部に意識をおくと力みが生じて相手の体重に振り回されてしまいます。

感覚的には身体の「自然状態の拡張」的な動きなのですが、意識が必要であるようにやはり本来「自然」ではない動きや形なので、そう簡単にはできないものだと思います。やっぱり柔術は難しいです。でもそこが面白いのですが。

遠心力とバランス01

久しぶりに「丸儲けさん」の好きな「小難しい話」です。

技をかけるときに、できるだけ大きく動きたいという欲求と身体のバランスを崩さないようにしたいという欲求の、なかなか調和しにくい二つの欲求が併存します。
特に転換したり回転したりする技については、より大きく相手を崩すためにもできるだけ大きく動きたいと思うわけですが、何も考えずに大きく動くと自分の身体のバランスも崩れてしまいがちです。

「バランスを崩さないように動く」については、また改めて述べることにして、今回は「より大きく動く」ための私なりの考察をしてみたいと思います。

・バランスが崩れないように、軸をしっかりと意識して動く
・手足の動きが軸の動きと完全に一致している

という二点をきちんと意識して稽古していると回転する技において、身体の個々の部位は同心円を描くことになります。そして多くの場合手先とつま先の動きが同心円の最外殻を形成することになります。
物理的に考えると円の動きに対しては外向的な力すなわち遠心力が働くことになります。この遠心力は同心円を描きで同一速度で運動している身体の個々の部位の中では、その最も外側に位置する部位が一番大きくなります。
簡単に言えば、動きの一番外にある「手足が一番外に向かって引っ張られていく」わけです。
こういえば、なるほどと思う人もいるかもしれません。
身体は軸を中心に安定しているわけですから、円運動において安定する側に働く力は内向力であり中心である軸に向かって働く力なわけです。
逆に、身体のバランスを崩すのは身体の中心軸から離れていく方向に働く力なので、円運動の動きにおいては身体から遠いところで早い回転が行われるほど外側に振られてバランスを崩しやすくなります。

力を使わないためには、円運動を辞めるわけにはいかないので、最外殻に生じる遠心力をどうにかして軽減するようにしなければなりません。
そのために必要なのが、「速さのコントロール」と「遠心力を相殺する力の意識」だと思っています。遠心力は速さに比例するので力任せに振り回せば、より大きくなります。どんな上級者でもそこに働いた力を制御することは不可能です。そこで、最外殻での運動速度が過度にならないようにコントロールすることで遠心力を抑制することが大切になります。こちらは比較的理屈でい理解しやすいかな、と思っています。

もう一つの「遠心力を相殺する力の意識」は言葉にするのが難しいです。これは単純な一つの動きや意識ではなく、筋肉の緊張・弛緩、軸が傾斜しないようにする、など複合的な要素があると思うのですが、ちょっと眠くなってきてまとめる思考力がなくなってきたので、明日にでも続きを書きたいと思います。

夏合宿のお知らせ02

名古屋至誠館の今年の夏合宿の日程と場所が決定しました。

1.日程 7月20日~21日
2.場所 長野県伊那市
3.予定
一日目は午前・午後とも稽古です。
二日目は午前が稽古、午後が全員でレクリエーションです。
今年は「自然の中で体験しよう」がテーマです。
たくさんの体験プログラムが用意されています。

現在30名弱が参加予定です。外部の方でも参加可能ですので、希望される方はお気軽にお問い合わせください。
6月末くらいまでには参加者を確定させたいと考えています。

名古屋至誠館としては今回が初めての合宿ですが、いつも通り私が企画する合宿です。
楽しみにしていてください。
四股はそんなに踏みません。たぶん。

6月12日稽古日誌

今日の稽古は大人6人、子ども9人。
水曜日の稽古場所も次第に狭くなってきました。

水曜日はどうしてもギリギリまたは遅れてしまうのですが、私がいなくてもきちんと稽古を始めてくれることは大変ありがたいです。
体転換もみんな随分うまくなったような気がします。
ともかく合気道の基本の動きなので身体にしみこませたいです。

白帯が増えた=基本の形をやらなければいけない
でも、基本の動きも稽古したい

のジレンマに悶々としています。道場開設当初から一部で常態化している悶々とした空気に私も感化されてしまったのかもしれません。
そうこうしたわけで、今日の稽古は一教と二教、三教、四方投、小手返し、天地投げ、隅落としをやる予定。
そうです、すでに「?」と思われた門人の方もいるかと思いますが、いつも通り全部やれませんでした。

基本の身体の動きを確認しながら、それぞれの技の形を理解してもらう。
その際、できるだけ「基礎の稽古でやっている動きをすれば技が自然と出せる」と感じてもらえるようにしなければ効率が悪くなります。
先ほど書いた二つの要素はそれぞれ別個にも稽古できますが、最終的には一体となるものなので可能な限り最初から一つで覚えてもらいたい、と思うとなかなかこれが難しいわけです。

さらに、子どもについては特にしっかり見なければいけないのでまた大変です。できるだけ個々に目が届くようにするには一人では到底無理なのですが、最近では黒帯の人たちがしっかりとサポートしてくれるので安心です。
茶色い子たちはある程度まかせておけるし・・・
今日はNorikoさんと指導員代理補佐さんが交互に子どもを担当してくれました。
自分の稽古時間が少なくなるのに嫌な顔せずにありがとうございます。
(いや、もしかして腹の中ですんごい嫌な顔をしているの?)

で、いつも通り最後は自由稽古。
特に指導に時間を割いてくれた黒帯と私の唯一の稽古時間です。
どんどんやりたいことをやりましょう。

うーん、私もあんまり稽古内容にふれていないかも。
まあ、いいか誰かが触れてくれるでしょう。

合気会登録へのお知らせ

本日合気会本部よりご連絡をいただきました。
名古屋至誠館が正式に合気会の登録道場として登録されました。

これもひとえにご支援いただいた皆様と一緒になって頑張ってくれている門人のみなさんのおかげです。
心から感謝しています。
本当にありがとうございました。

これからも初心と感謝の心を忘れずに「至誠」の名に恥じないように道場一同精進していきたいと思います。
これからも暖かい心でご指導、ご支援賜りますようお願い申し上げます。

道場生のみなさん、これからもがんばりましょう!

日曜日の過ごし方

今日は朝起きて、

・庭の朝顔の手入れと
・庭木の剪定
・お中元の手配

をしました。
昨年の今頃は精神的に本当に多忙で、休みも電話やらなんやら、なんだかんだと落ち着きませんでした。
今年は仕事としては、昨年の倍くらい忙しいのですが、精神的にはゆとりがあるような気がします。

朝顔は依然いただいたものの種を取っておいて蒔いたものです。
今年はゆとりがあるので、しっかりとグリーンカーテンになるまで育てたいと思っています。

庭木の剪定は結構大変で、気合を入れないといけないので今年はしっかりできてよかったです。
といってもまだ半分以上残っていますが。

今年はお中元の手配も早めにできて一安心です。
やっぱりいつもお世話になっている人には、感謝の気持ち表したいと思っています。
とはいえ、雑な性格から毎年ぎりぎりになってしまうので、冷や汗の連続です。
そういう意味でも今年はよかったです。

こうした風習を時代遅れとか日本的悪習という人もいますが、やはり文化的にそうした行為にその人に対する心のおきどころが見えたりするような気もします。
と、いっぱしのことを書いたのですが、私自身はフランクなのが好きなのと背中がむずがゆくなるので、うちの道場ではお中元は禁止としています。

とりとめもない話ですが、こんな話を書く気になるのもゆとりのある日曜日だからかもしれません。

カウントが! part2

そういえば、カテゴリで「雑談」を作ったのはこのネタのときだったような・・・ 違ったかな?

というわけで、遂にカウントが1万を超えました!
サイトの開設が2月の8日で、初投稿が2月23日だったので、えーっと何日だ?
計算が得意な副館長代理補佐殿、お願いします。

ともかく、ここまで長い道のりでした。
もしかすると短い道のりだったのかもしれません。
何にしろ、このホームページを1万回見てもらっているわけですから、ともかく嬉しいですね。
色々なコメントや意見も頂きました。

訪問者やコメントしてくれる人も増えてきました。
皆さん本当にありがとうございました。
せっかくなので、次はもっと早く2万カウントいけないかな、とちょっと欲を出してみたりしています。

1万カウントを踏んだ人のコメントも欲しいですね。

たかが一歩、されど一歩

今日の稽古で一教の入身について稽古しました。
私は、一教の入身の明暗はいかに入りがたい一歩を入ることかと思っています。
口で「もっと一気に入り込め」というのは簡単なのですが、これを体感してもらうのはとても難しい。
さらに、その上でそれができるようになるのはさらに難しい。
一歩、さらに言えば一足を深く踏み込むためには、以前書いたように無意識に動いてしまう身体を意識的に動かないようにする必要があります。
意識して脱力することはとても難しいです。
合気道を初めて25年になりますが、いまだに十分な自信はありません。
みなさん一緒にがんばりましょう。


Today we praciced the movement of “Ikkyo”.
Especially the movement of foot.
I think what is the most important is to step forward even if it is too difficult.
Telling to do so is easy, it is so difficult to do actually.
To move farther forward, to step in the best position, we have to controll our body.
Usually, our body move natually when we feel the danger.
Our body hardens when we are under the danger.
So we have to controll our body softly in Aikido.
To move softly and smoothly in emergency is very difficult.
I haven’t been able to do so perfectly yet, even I have practiced Aikido for 25 years.
Let’s practice together.

6月8日稽古日誌

計算の苦手な代理補佐さんには???かもしれませんが、今日は大人7人、子ども4人でした。

今日は正面打一教と片手取呼吸投げ、両手取四方投、座りで四方投げと呼吸投げをやりました。
珍しく大人が多く子どもが少なかったので、後半は大人と子どもを一緒にやることにしました。

一教では、以前ここでも書いたことのある、「脱力しての動き」を稽古しました。
これはなかなか難しいようで、やっている本人はそう意識しても、つい踏ん張ってしまう人がちらほらいました。
ただ、基礎の稽古をしっかりやるようにしているおかげか、それなりにできるように(少なくとも見える)なってくれて嬉しかったです。

片手取呼吸投げはともかく相手との「呼吸」が大切。自分勝手に動いていたのではどうしても最後に切り落とす手が切れてしまったり、力任せに受けの手をつかんで投げてしまったり(こうなるともう呼吸投げかどうかわからなくなります)、技が不十分になります。手を動かすタイミングと相手との力のバランスが重要なのですが、これらを持って「呼吸」と呼ぶのではないかとも思います。どちらにしても、受けに合わせた形で投げてやることが一番大切だと思います。

両手取の四方投げは、転換の稽古も兼ねて「意識の置き所」を意識する稽古として行いました。

最後の座りは普段なかなかやらないのでやったのですが、やはり難しかったようです。

自由稽古の時間は子どもが少なく、久しぶりに大人とたっぷり稽古できました。
最近疑問に思っていたことをいくつか試してみました。
とても楽しい稽古でした(私だけかな?)

6月5日稽古日誌

今日は大人5名で子ども10名での稽古。
稽古に行く前から「今日は基本」と強く心に決めていました。

うちも随分稽古者が増えましたが、まだまだ何とか個々にチェックできる状態です。
今のうちに頑張って稽古してうまくなりましょう。
そういう理由もあって、今日は技への「入り」の基本の稽古。
初動については口で説明するのは非常に困難なことです。
なので、実際に体を動かして反復の稽古をしながら体感してもらおうと思いました。

その際、基本は下半身であることをしっかりと意識してもらうためにも、上半身に力が入らないような形での基本稽古となりました。
でも、その前に転換を300回。
これは欠かせませんね。

名古屋至誠館でしか稽古していない人にとっては、ごく当たり前のことになっていますが、たぶん転換はとてもたくさんやっています。
たくさんやっている理由は、(もちろんきちんとした形でやることが大前提で、力んだ形では却って変な癖がつくので気を付けなければいけませんが)上手くなるのに近道だと考えるからです。
とはいいつつ、もう一つ重要な条件があります。それはみんなが嫌がらないこと、です。特に子どもは。
うちの道場の子ども達はこれを嫌がりません。とてもありがたいことです。
しっかりとした稽古ができる雰囲気は私や大人たちだけで作り上げることはできません。
一緒に稽古している子ども達の意識がやはり何よりも大きいです。
その意味でもとても幸せだと思っています。

ということで、今日はほとんど基本で稽古が終了しました。
大人には意外に楽しかったのでは?

最後に、今日見学していた二人の子どもへ。
きちんと稽古を見学してくれて嬉しかったです。
途中で座って休憩しようとしてた二人には「喝!」。

夏合宿についてのお知らせプレ

今年も夏合宿をやります。
いや今年初めて名古屋至誠館の夏合宿をやります。

日時:7月20日(土)~21日(日)
場所:長野か静岡(現在調整中)
費用:未定
内容:一日目は稽古・稽古・稽古です。
   二日目は午前に稽古少しと午後にレクリエーションです。

せっかくの夏合宿なので稽古は目いっぱいやります。
例によって私と副館長代理補佐さんがレクリエーションを企画します。
思いっきり楽しみましょう。
詳細はあらためて連絡します。現時点で参加希望者は連絡下さい。
みなさんの参加をお待ちしています。

すでに問い合わせがあったので、合わせて連絡します。
道場外の方の参加も歓迎します。お気軽にお問い合わせください。

6月1日(土)稽古日誌

今日は道場の全小学生が運動会のため、小学生全員とNoriさん臨時副館長代理補佐さんはお休みでした。
10人以上が休みのため、2~3人でこぢんまり稽古かな、と思っていたのですが道場についてみたら人が多い!
と思っていたら、あとから来た山鉄さんも「あれ、今日は人数が少なくて個人稽古だと思っていた」とのこと。
でも、人がたくさんいることはとても嬉しいことです。
結局大人7人と中学生2人の9人で稽古しました。
うーん、人が増えて嬉しい&ありがたいです。

さて、今日の稽古は大人がメインだったためとりあえずたくさん転換しよう、と気合を入れて始めました。
(気合を入れたのは私だけかも)。
今日はゲストもいたため、一人ずつ技を出す形で稽古しました。
最初は片手持ちの四方投げ。最近のやり方と違っていたのでとまどった人もいるようですが、それもまた稽古です。
ついでに四方投げの裏。
続いて片手持ちの側面入身。持たれた手を捨てて相手の側面に入るところがポイントとなります。
次は横面打ちの五教。横面を打ってくるのに対して、タイミングよく制することがポイントですが、力んでしまうと入身が遅れてガツンとぶつかってしまうので初心者には結構難しかったかもしれません。
次に三教。技を出した人が非常に厳しい人だったため、白帯からうめき声が上がっていました。
最後は片手持ちから転換して呼吸投げ。
力で持ち上げることが内容に流すことはなかなかできません。しっかり稽古してできるようになりましょう。

来週は何人で稽古できるかな♪

四方投について02

先日四方投げについて投稿したところ、予想通り稽古中に質問を受けました。
ということで、今回は四方投げについて第二弾です。
せっかくなので少し詳しく書いてみますが、読みにくいかも。

相手の右手をとって(話を具体的にするために手を固定して書きます)四方投げをかけるときに
 ・自分(投げる人)の左側を通る際に相手の腕や身体がひっかかる
 ・投げる直前に自分の右側を通る際に相手がとても重く感じる
最初のような場合、初心者はその状態で無理に相手を投げようとするため掴んだ手が頭の後ろに大きく回ったり、頭の上を回る際に大きな抵抗を感じたりします。そうなるとさらに無理に投げるために力を入れて相手の手を握らざるを得なくなります。初心者は自分が力んでいることに気が付かないことが多いです。そこで、一緒に稽古をしている相手がまずは意識を集中して相手の力みを感じとる必要があります。頭の上を回る際に力で引っ張られていないかを確認します。本来は相手の技に合わせて受けるべきなのですが、相手の力みを確認するには受ける際に、少しばかり腕の前腕に力を入れます(引っ張るのはNGです)、相手が力んでいる場合力を入れるといきなり動きが重くなって技がかかりにくくなります。
相手の力みを確認したら、そのことを伝えながら力まないような形で技をかけるように修正するとよいと思います。

後者のような場合、特徴として右腕が身体に水平な状態に開き、肘が方のラインより上に来ます。正面から見ると右腕が「ム」のように見えます。この状態になると相手の体重が引っかかって相当投げづらくなります。それでも無理に投げようとすると、相手の体重を支える必要があるため背負い投げのような恰好になります。具体的には手と肘と腕の位置が一体になったまま右肩を前に押し出すように投げてしまいがちです。さらに力みがひどい場合は右肩の回転と同時に右腰が右斜め前(あるいは若干右上方向に押し出すように)に動きます。それが高じると投げ終わった瞬間に相手の体重に引きずられて右足がふらついたり、勢い余って左に回転してしまったりします。見た感じで右半身が全部一緒になって動いている人は、(引っかかって)動かない相手を無理に動かそうとしている可能性が高いです。
この方法は単に効率が悪いだけでなく、無理に相手を投げる際に相手を怪我させてしまう可能性もあります。すでに腕が極められている状態で無理に我慢するのは危険です。こういう投げ方をする人に対しては、受け側の身体が相手の右後ろ(力んでいる場合身体より後ろの位置で引っかかります)に来た瞬間に少しだけ相手の手首を握る手に力をいれるか、相手の手首を握っていない場合は取られている手を握り締めます。それだけで、相手にとってはかなり抵抗が強くなるので、力任せに投げにくくなります。何度もいいますが、本来の稽古は正しい形でお互いに相手を感じとりながらきれいに受けるべきです。あくまでこの方法は相手が力任せに投げる際に少しだけ負荷を軽くする防衛策です。何よりも一番大切なのはそういう無理な投げ方をしている初心者に間違いを指摘してあげることです。力任せに投げることは気分がいいかもしれませんが、技の上達の面でも安全面でもよいことはありません。
先生方の見本を拝見すると、手・肘・肩は柔らかく相手の動きを吸収し、腰と下半身、上半身は別々に動くことで力を理想的に伝えられています。

後者の問題点はこの段階まで来ると修正は困難です。そういう状態(引っかかる)までの技の過程を根本的に修正する必要があります。
言葉にするのはやはり難しいです。実際の動きについては稽古の中で確認しながらみんなで直しましょう。