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6月17日(水)稽古日誌

道場に入るといつもより輪が小さい?
人数が少ないような気がします。
・・・なるほど、期末テストですね。

今日のテーマは諸手取り。
最初は諸手取りを上げる稽古。
今日のテーマの一番の基本なので、しっかり稽古して下さい。

続いて
諸手取りの入り身投げ
諸手取りの一教
諸手取りの呼吸投げ
先に進むにつれて、ごまかしが利かなくなるので、最初の崩しが重要になります。
全体を眺めていても先に進むにつれてできなくなっていく人が多かったような気がします。
前半は力でなく、身体全体を使って相手を制することを目的としました。

後半は脱力することを重点に稽古。
最初は諸手取りの側面入り身

後半は力を入れずに相手の手を挙げて崩すことが主眼です。
諸手取りは難しいのでしっかり稽古して下さい。

夏合宿でやるかもしれないし。

6月14日(日)師範稽古

今日は田中先生の稽古です。
いつもに比べて少し少なめな人数かつ初心者がいない!

今日はがっつり稽古できるぜ!
と最初っからハイテンション。

今日は後ろ取りでした。
準備運動を終えて最初の技は後取り二教。
どこに加わってやろうかな、と思っていたら向こうからスキンさんが。
しょっぱなからさらにテンションが上がります。(^^)

次の技に移るところで、先生が私を受けに呼んで下さったので喜んで前へ。
後ろ取りに向かうと・・・
うぎゃーーーーーーーーーーーーーーーー!
一瞬で右手首を極められ、いやな汗と全身を貫く電流が・・・
三教・・・
ようやく回復に向かっていた私の手首は再び要安静に (T T)
もしかして日頃の行いが悪くてばちが当たったのか?

続いて後ろ取り四方投げ
受けを取っているスキンさんが面白いように放り投げられます。
見ていて楽しくなってしまいます。
きっとRAHさんが隣にいたら手を叩いて喜んだに違いありません。そんな光景です。

写真の不埒な弟子は本文と関係ありません
写真の不埒な弟子は本文と関係ありません

その後後ろ取り二教裏、後ろ取り肘決めと稽古し
最後は両手取りの予備動作を稽古しました。
これは受けの稽古にもなるので、今度また稽古しましょう。

稽古後に現役と少し稽古してさらに満足。
今日はいい稽古ができました。
ビールもおいしかったです。
また行きたいです。

ん、最後は小学生の作文になってしまいました。

6月13日(土)午後稽古日誌

午前の稽古は急な仕事で行けませんでした。(T T)
でも日誌を読むとむしろ私が行くよりよい稽古だったように思います。

午前いけなかったこともあり、午後は最初から参加。
体育館の扉を開けると5人。
少ない。なぜだ?

理由は後からわかりました。
午後の稽古は豊明か緑SCでおこなうことが多いのですが、どちらかというと緑SCでの自由稽古が多いです。
緑SCは午後3時からしか利用できないので、開始が午後3時になります。
普段それに慣れているので、皆さんスタートが遅いようです。
RAHさんと日拳T君は別の理由ですが・・・
3時を過ぎたらすごくたくさんの人が集まってきました。

午後の稽古は多くの人が剣の稽古をしていました。
剣の振り方を稽古する人、基本太刀を稽古する人、さまざまです。
普段は体術の稽古をする人も半分ぐらいいますが今日はほとんどが剣を稽古していました。

本当は自分も剣をもって稽古したかったのですが、まだ本調子でない右手首を思いやって、剣を持たずに剣の稽古。
剣を持っている方がもちろん稽古になるのですが、剣を持たない状態でいい加減にならないように注意するのはすごく集中力を必要とします。これはこれでいいか。

最初からいたライザップA君の剣を見て、続いてNoriさんと剣の振り方(手の内)の稽古。
後から来たAFWさんと日拳T君の基本太刀をチェック。
本当は全部受けたいのですが自分の身体をいたわりました。

人がたくさん来たところで、Yuzと体術を稽古。
ここでタイムアップ。
これからまた仕事にいかなければなりません。
早く手首回復しないかな。

 

剣の稽古

夏合宿が近づいてきたこともあり、剣の稽古をしました。
なかなか普段稽古する機会が少ないので、こうした機会にしっかり稽古できればと思います。

特に最近は通常稽古は参加人数が非常に多いため(まず水曜日の稽古では不可能)、
普段の稽古では、土曜日の午後の稽古時に剣をやることが多いので、午後稽古への出席者とそうでない人でレベルの差が随分あります。

以前別のところでも書きましたので割愛しますが、剣の理は体術にとても役に立つと思っています。
その意味でも稽古の一つの方法として剣術を稽古することはよいことだと思います。

名古屋至誠館では鹿島の剣をおもに稽古します。
剣の段階としてとりあえず
1.剣の持ち方、礼法、抜き方、構え方を覚える
2.切り割り(剣を「振る」こと)を覚える
3.袈裟切り(剣を「扱う」こと)を覚える
4.八方切り(剣と足の捌きの連関)を覚える
5.切り結び(相手との剣の結び)を覚える
6.基本太刀1(剣術の基本の形)を覚える
7.基本太刀2(剣術の理)を覚える
8.基本太刀3(力でなく剣を振る)ことを覚える
9.裏太刀1(体幹と剣の連動)を覚える
10.裏太刀2(手を使わず腰と剣の連動)を覚える
11.裏太刀3(間)を覚える
12.相心太刀1(足を動かしての打ち込み)を覚える
13.相心太刀2(動きの中での軸と重心の安定)を覚える
14.実戦太刀1(剛柔と間)を覚える
15.実戦太刀2(起こりと瞬間)を覚える
16.実戦太刀3(脱力と力の集約)を覚える
17.合戦太刀
という感じでしょうか。

剣の稽古方として組太刀の順番が決まっているのには意味があります。
「自分はこれが好き」といってやるものとやらないものを選り好みすると上達しません。
特に男性は基本太刀の次に相心太刀をやるのはやりやすいですが、裏太刀で学ぶべき点を落として先に進むと、本来の相心の理である「足」や「軸」への意識が無くなってしまいます。
学生にも多いですが、踏ん張って力を入れて形になっているから満足してしまう、のでは折角剣をやっている意味がありません。
逆に女性は相心の打ち込みが苦手で避ける人も多いです。しっかりした腰と軸ができればしっかりした打ち込みができるのですが、軸が安定していないと力に負けてしまうのでつい避けてしまいがちです。

組太刀の技は型稽古なので、実際には利かないように感じることも多々あります。でも、きちんと稽古すればちゃんと身に付きます。多分。
なかなかストレスが溜まる稽古も多いと思いますが、頑張って稽古しましょう。

メーリングリストの整備【重要】

全体連絡用にメーリングリストを整備し直しました。
テストとして

[m-list:00018] 全体メーリングリストのご案内

というタイトルのメールが届いているはずです。
届いていらっしゃらない方(既に数名いるはずです)は私まで受信可能なメールアドレスを記載の上メールをください。
このHPの問い合わせフォームからでも大丈夫です。

——————————————
[m-list:00018] 全体メーリングリストのご案内

全体連絡用にメーリングリストを整備し直しました。
このメールが届いていない方は私まで、連絡下さい。

また、携帯にも連絡を送ってくれ! という方もご連絡願います。
なお、一部の方、主にdocomoの方は予想通りメールがはじかれました。
メーリングリストのメールを受信可能なアドレスか、設定の変更をお願いします。
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子どもに合気道を習わせる目的2

子どもに合気道を習わせる目的として第2に考えられるのが精神力、忍耐力をつけさせることだと思います。
私自身子どもにこうしたものを身に着けて欲しくて、小さいころから空手を習わせました。

精神力・忍耐力も礼儀同様わざわざそのための練習をしなくても、武道においては通常の稽古の中で自然と培われていくものであると思います。
また、稽古の内容や道場での振る舞い方などについてきちんとさせれば、どうしても身についていくと思います。

しかし一方で実はもっとも難しいのが精神力と忍耐力の向上ではないかと思います。精神力や忍耐力を鍛えるにあたっては
どうしても精神的なストレスや苦痛を伴うことが多々あります。私自身稽古は楽しくやりたいタイプなので、できれば稽古中に子どもたちを叱りたくはありません。名古屋至誠館は稽古中に遊ぶ子どもはほとんどいないので、せいぜいのんびりやっている子に激を飛ばすくらいですが、やはりそれはやらなければいけないように思っています。

道場としてもリスクは大きく、先の礼儀等と併せて考えると、厳しすぎる道場はどうしてもやめる子も多くなってしまいます。そこで、できるだけこの第2の点(場合によっては第1の点も)には目をつむって楽しく稽古することを最優先に考える道場も多いのではないかと思います。ただ、うちの道場の場合保護者から見て第2の目的の占めるウエイトは決して小さくないことと、子ども達の雰囲気から厳しい稽古をしても楽しく稽古してくれていること、から少し負荷の大きい稽古や子どもたちにとってややつらい稽古もこなせる環境が整っています。例えば、今では誰も大変だと思わなくなりましたし、また新しく入ってくる子ども達もそれが普通だと思っていますが、「四股20回、円描き10回、体の転換200回」は普通ではないと思います。

でも、不思議につらくてやめる子も泣き出す子もいないんですよね。子どもたちの健やかさと明るさ、雰囲気に感謝感謝です。

子どもに合気道を習わせる目的1

日曜日は久しぶりの完全休日。
今週は畑の手入れもないし、雑用も特になし。
ちょっとゆっくりしてみました。

自分の子どもも生意気に大きくなって、「子ども」という感じではなくなってきました。
でも道場はいつもリアルタイムで新しい子ども達が入ってきます。子ども達と一緒に稽古するためにもいつも考え続ける必要があると思っています。

親が子どもに合気道(武道)を習わせる理由を考えてみました。
1.礼儀やしつけのため
2.精神力や忍耐力を鍛えるため
3.合気道の技術を身につけさせるため
4.護身のため

必ずしも理由は一つとは限らないと思いますが、まず礼儀やしつけを習わせるのに武道は非常に向いていると思います。
ただ、これらのものを習うのであれば武道でなくても構わないわけですし、身体を動かすものである必要もありません。
その中で運動系かつ武道を習わせてよかったと思うとすればどういう点なのだろうか、考えさせられます。

例えば子ども(特に小さくなればなるほど)本人にとって「礼儀」はそもそも必要なものではありません。子どもの世界に力関係はあっても上下関係はないでしょうし、大人のような社会的な儀礼などもありません。もちろん将来のことを考えればきちんとした挨拶ができるようになったり、礼儀正しくなることは非常に良いことだと思います。でも、本人にとっては特にやりたくもないことをさせられるわけです。気が乗るはずがありません。

そんな中で武道の良いところは、その稽古の成り立ちや流れの中に自然と礼儀やしつけに関わる行為が含まれているところにあると思います。子どもがそれを「礼儀」と意識しないままに稽古の一つの作法として自然と礼儀が身についていくのは武道の魅力だと思います。

もう一つは武道の非日常性にあると思います。習い事がその子の日常に近ければ近いほど、普段の「地」が出ます。合気道の場合は普段着から道着に着替えて普段はほとんど行わない稽古を行います。そのため、稽古に際して意識の切り替えがおこないやすいのではないかと思います。日常と意識が切り替わることで、日常生活の中ではやらない礼儀作法もおこないやすくなる(なんでそんなことしなければならないの? という疑問を持ちにくくなる)のではないかと思います。

とはいえそれはあくまで理屈であって、やはり周囲の大人が稽古中の礼儀や作法について厳しくしなければ効果は上がりません。しかし厳しくしすぎると、もともと「何のために?」という疑問を持つ行為なのですから子どもにとっては強いストレスになります。あくまで厳しくすることを基本にしながら、子ども達が嫌にならないように稽古をする、とても難しいことだと思います。
いつもその点に気を遣いながら子どもたちの稽古を見てくれる大人の人たちには感謝しています。

5月30日(土)稽古日誌

今日は仕事でいけない予定だったのですが、昨日いけることに。
Noriさんに担当を任せていたので、普通に稽古しようと思っていたところ、直前で担当拒否!
うぐぐ 副館長め。
仕方がない、普通に稽古するか。

今日は絶好の運動会日和で子どもはほとんど全滅。
せっかくなので、普段やっていない「一風変わった技」をやろうかな。

最初は先だってS先生に教えていただいた、二刀の考え方に基づいた正面打ち回転投げ。
正面打ちの捌き方は難しいですが、回転投げへの移行は非常に合理的でスムーズです。
練習すると面白いと思います。

続いて横面打四方投げ。
いつもやっている技ですが、これも考え方の一つとして抜刀の理を取り入れたやり方があります。
今回は全体には説明しませんでしたが、これも是非稽古してみて欲しい術理の一つです。

続いて外回しの回転投げ。
これはあまり詳しい説明はせずにいろいろと試してもらいました。

続いて両手取り肘決め投げ。私たちは「花束」と呼んでいました。
普通に呼吸投げっぽく投げたり、手を抱えずに投げるとそんなに怖くないのですが、しっかり極めると・・・
この技は結構気に入った大人が多かったようです。

次は國井先生の技で「柔道封じ」と呼ばれるもの。
何よりも組んでこられるタイミングでも当身が重要です。
タイミングと当身がきちんとしていれば、力はほとんど使わずに投げられます。

続いて片手取り腰投げ。
子ども達には腰投げの流れを理解してもらう形で呼吸投げを行ってもらいました。
大切なのは身体を回転させないこと。身体を回してしまうと腰投げに繋がりません。
大人はこういう技も経験してみると面白いと思います。
最近はあまりみないような気もしますが、確かに柔術の理にかなった技だと思います。

次は合気落とし。
そもそもこの呼称は正式なのかわかりませんが、これも好きな技の一つです。
相手の上段突きを踏み込んで避け(捌くわけではありません)、ひざ裏を返して投げます。
力ではなくタイミングと角度が重要で、しっかり投げれば肩の上くらいまで跳ね上がります。
捨身技なので、相手をきれいに捌くことは考えません。最初の入身が大切です。

最後は捨身。
両手を封じられた時の捨身です。
この技は稽古中はできるだけきれいに回転して受けられるように投げるのですが、日拳T君が指摘していたように、相手に上手く受けられてしまうと、自分の方が立ち上がるのが遅くなります。大切なのは相手が起き上がれないように投げること。
捨身なので自分も倒れこみますが、相手の手をしっかり誘導することが大切です。
イメージとしては平面に導く。
その上で相手を板をひっくり返すように返します。この際の足の出し方も重要です。
この技は最後の方で副館長代理補佐さんがビデオを撮影してたので、アップされるかもしれません。

今回の稽古は珍しい(というかもう滅多に見ない)技もあるかと思います。
楽しかった人は「いいね」して下さい(笑)。

午後の稽古日誌はだれかお願いします。

ホームページについて

今週は時間にゆとりがあったので、ホームページを色々手直ししました。
目に見えるところと目に見えないところ、いくつか手を加えたり手直しをしたりしました。

投稿する際に、メインのウインドウ下に今まで出てこなかったダイアログが出て来るようになりました。
そのうち、みなさんにも設定していただけるようになって欲しいのですが、とりあえずしばらくは私の方で管理しますので気にしないでください。

まだモバイル用のレイアウトが若干きれいでないですが、もう少しお待ちください。m(_ _)m

5月29日(金) 稽古日誌

今朝は大学の朝稽古に参加。
毎日朝稽古があるので、朝から稽古できる環境はとても嬉しいです。
車を近くの駐車場にとめ、歩きながら準備運動がてら肩をぐるんぐるん回していると、通り過ぎる人から変な目で見られてしまいました。

気合超十分に稽古に参加。
また今日も最初は二教。
神様私は何か悪いことをしているのでしょうか?
続いて天地投げ。
身体も温まってきたので、さあここから全開だ!
と思った矢先に、「演武会のリハーサルやります」
(・∀・;)
そうっすか、そうっすよね。
ということで温まった身体をクールダウンしながら演武を見学。

これはこれで勉強になります。
二年生の演武と三年生の演武を見ながらうちの門人と比べてみました。
なかなか道場外で演武を見る機会は少ない(先生とかの演武は見られますが)ので貴重な機会です。

とはいえ、動き足りないので稽古終了後4年生と少しだけ四方投げを稽古しました。
ちょっと物足りなかったので来週も行くぞ!

第3の男

先日の稽古に金大OBの方が来て下さいました。
子どもと大人が稽古している風景はにはびっくりされたかもしれません。でも、子どもを見る目は優しそうでした。当たり前か。
これから名古屋至誠館で一緒に稽古されるそうです。

いつも思うことですが、色々な方、特に田中先生をはじめとする縁には本当に感謝しています。
さまざまな縁がより集って名古屋至誠館という道場ができる。
縁という人の力を超えた不思議なつながりで、また新たな輪が広がっていく。
門人や保護者の皆さんがそれぞれ持っているエネルギーや繋がりが波紋のように広がって、一つのまとまりを作る。
まとまりであって、個の集まり。
個の集まりであって、大きくまとまる。
これからも一つづつ縁を積み重ねていければと思っています。

それにしても、うちの人たちは物見高くていけない(笑)。
水曜日は仕事で稽古に参加できなかったRAHさんとMightyさんが「わざわざ」挨拶に登場!
礼儀正しいのか、好奇心旺盛なのか。
分かっています。そうです。歓迎会ですよね。
しずかちゃん、幹事よろしくね!

そうそう、タイトルについては副館長代理補佐代行さんかMightyさんに聞いてください。

プリン体

昨日の話とは一転、全く合気道に関係のない話です。

先日職場で取引先の企業から
ビールのプリン体含有量一覧2015
という資料を頂きました。
その素晴らしい資料には現在発売されている国内メーカーのすべてのビール、発泡酒、第三のビールの糖質とプリン体の量が網羅されています。その資料をいただいた際に聞いた言葉が「プリン体はうまさに関係していると言われている」です。
何!?

夏場はビールに呑まれる自信のある私としては、健康を考え、早速情報の真偽を確認してみました。
クリアな飲みごたえが売りのA社の発泡酒を4種類購入。
・プレミアム発泡酒
・プリン体80%、糖質75%オフ
・糖質0
・糖質、プリン体ともに0
しっかりと飲み比べなければなりません。ここから修行です。

まずは糖質、プリン体ともに0の発泡酒。
・・・すみません、これを飲むなら禁酒します。なるほどA社であるにも関わらずこの味。確かに糖質かプリン体のどちらかがおいしさに関係しているのは間違いありません。
続いて糖質のみ0のもの。先のものに続けて飲んだせいかとても美味い!
なるほど! プリン体はうまさに関係あるぞ!
いやいや、でも糖質はどうだ?
ということで今度は両方を大幅にオフにしてあるものを。うーん、確かにまずくはありませんが、心がときめきません。
やはりどちらも大きくカットされているためでしょう。
最後はプレミアム発泡酒。
・・・・・・いうまでもありません。

結論として、少なくともプリン体はビールのおいしさに関係していそうだ。
でも糖質そのままでプリン体0のものを試していないので、完全には確認できていない。
ということになりました。
どなたか、糖質はそのままでプリン体だけ0のものがあったら教えてください。なさそうですが。

ただ、そもそも試飲する前にうっすら気づいたこと。
どこのメーカーも糖質やプリン体を制限しているのは発泡酒や第3のビール。
普通のビールは製法等の制限でこうした製品を作ることができないのかもしれませんが、多分
ビール > 発泡酒
が主流である日本ではそもそもわざわざ味を落としてまでそんなビールを造らないのかな、と思ってしまいました。
発泡酒ファンの皆様。

糖質ならおいしいままカットできますよ・・・多分。

私だけでは偏った意見になりそうなので、みなさんも是非試してみてください(笑)。

諸手取2

諸手取りの続きです。

先の投稿でも述べましたが、諸手取りになるシチュエーションは私の思いつく限りでは武器取りではないかと思います(いつものことですが、他に思いつかないので現段階ではこれに限定)。
とすると、諸手取りの技は何かというのが次の悩みどころかと思います。

例えば武器を持っている側からすれば、諸手で取られている手を切る(振りほどく)のが一番よい形です。そうすれば本来の武器を存分に使うことができます。
そうなんです。ここで悩むのが相手の諸手取りを切って「技」をかける必要があるか、ということなのです。
相手の手を切ったのであれば、武器を使えばいいわけですから(その方が圧倒的に有利だと考えます)、敢えて技をかける必要はないように思えます。またそういう状況で相手は容易に手を振りほどかせてはくれないとも思います。
もちろん「武器を抑える」以外の諸手取りのシチュエーションであれば、手を振りほどいた上に技をかけるというのが効果的な場合もあると思います。

さて、以上の状況を前提に技を考えるとすると、諸手取りの技はがっちりと掴まれた手を振りほどかない(振りほどけない)状態でどのように技をかけるか、ということになるような気がします。
第一の考え方としては、圧倒的に有利な状況を利用して「掴まれる」のではなく「掴ませる」ことがあると思います。相手の武器を抑えざるを得ない相手としては、武器を餌に誘われてもそれに乗らざるを得ないでしょう。そこで、武器を持った手を持たせることで相手の全体的な動きを制約した上で技をかける。先に述べた武器を使った方が圧倒的に有利なのですが、相手がそんなに自由に武器を使わせてくれないとすれば次善策として考えられると思います。
第二の考え方は、相手に手を抑えられてしまった場合です。大半の稽古はこのシチュエーションで行われると思うのですが、相手の力をどのように捌いたり流したりするのかはかなり難しいです。

最初にも書きましたが、こんな風に考えながら現在自分の稽古をしています。
みなさんも時には色々考えてみるのもよいのではないでしょうか。
反復の稽古が何より大切なのは間違いないですが、術理についての考察もよりよい反復稽古をするために良いのではないでしょうか。

諸手取1

前のブログでも少し触れましたが、最近田中先生とS先生に教えていただく機会があり、その中で何度か諸手取りを稽古しました。
もともと諸手取りは関心が強い形なので、今回先生方に教えていただいて自分なりに色々考えてみました。

そもそも諸手取りの状況を考えると結構悩ましいです。
通常の攻撃で考えると、特に打撃系の方からすると諸手取り、というのはとても違和感があるのではないかと思います。
相手の手を掴むかどうかは別として、例えば相手の手を捌いた場合でも両手で相手の手を抑えることはほぼありません。
名古屋至誠館で言えば、RAHさんも、AFWさんも、日拳T君も、極真ソルジャーさんも、少林寺I先輩も、ちびすけも、みんな打撃をやっているメンバーにしてみれば、最大の武器である拳を塞いでまで諸手取りをすることはほとんどないと思われます。

では、それでも諸手取りをするとするとどんな状況か?
私が考える状況としては、「相手が武器を持っている」状況ではないかと思います。
相手が手に武器を持っている場合、その武器で攻撃されてはたまりません。
例えば私が短刀を手に持っているとします。極真ソルジャーさんの拳がどんなに危険でも、相打ち勝負で素手対担当で攻撃しあったらさすがに素手に分が悪いでしょう。何しろ短刀で刺せば生命の危険があるわけですから。
生命のリスクが発生するのであれば、場合によっては自らの武器が封じられても諸手で相手の手を抑えに行く可能性はあるわけです。

そう考えると、諸手取りのシチュエーションは相手が素手であっても武器を持っていても、「絶対に相手の手を離さない」という強い意志の下に行われているように考えます。
これを前提とすると、がっちり本気で持ってきた相手にどのように対処するかが諸手取りの技であり、そう簡単に相手の手をはずすことができないことが術理になるように思います。もちろんどんな状況においても、相手の手をほどければ最も有利になれるわけですが、技術を突き詰めるという考え方をするのであれば、諸手に対する技は手を切るよりも、どのように手を持たれた状態から相手を崩してあるいは制していくか、というのがさしあたっての目標になるのではないかと思います。この点にはきっとEさんやNoriさんに同意してもらえると思います。

ウイスキーにより続く・・・

夏の昇級昇段審査

館長です。
現在職場で周囲の人たちが忙しく働いている中、普段の稽古で鍛えた技術を駆使してするすると仕事をかいくぐり、せっせとブログをアップしています。でも、一通り書き終わったら働きますよ、もちろん。

夏合宿まであと8週間となりました。そう、あと8週間なのです。
運動会が終わると心はいきなり夏休みになる小学生も多いかもしれません。
そんな人たちは、少しでも早く夏合宿になって欲しいですよね。

でも、こんな楽しいイベントまでの時間を「時間の流れをよ遅くなれ」と願っている人もいるかもしれません。
それは審査のある人。

現時点で夏合宿に審査を行う予定の人は、AFWさん、日拳T君、詐称しずかちゃん、YUZ、の4名です。
何しろ今回の審査は緊張しますよね。

さて、残り時間も短く稽古回数が不足気味、という人がいたら私かNoriさんに言ってください。
稽古場所の確保をします。
具体的には土曜日午後と日曜日です。
もちろん、審査を受ける人以外でもいいです。

タイフェス

昨日の稽古の際にI先輩から
タイフェスティバル in 名古屋2015
のパンフレットをいただきました。

6/20~21 の土日に
久屋広場で開催されるそうです。

こちらがそのパンフレット→ タイフェス

なぜI先輩がこのパンフレットを持ってきたかは・・・秘密です。
せっかくなのでタイの観光ページもどうぞ。
バーチャルタイ観光?

私の武道観と道場の武道観

当たり前と言えば当たり前ですが、私自身が抱いている武道観があります。
「武道とはかくあるべきだ」「こういうものを武道という」という考え方です。
ここでは細かくは述べませんが、これまでもずっと根本的には変わらない武道観に基づいて稽古を続けてきました。

なんでこんなことを書いているんだ、といえば先週末にある先生とお話する機会があって、そこで武道に関する考え方をお話する機会があったからです。普段あまり道場ではそんな話をしないのですが。話をする中で、久しぶりに自分自身の武道観を見つめなおすきっかけを頂いて、家に帰る道でいろいろと考えました。

道場を立ち上げてからはや2年半。アッという間に仲間も増えて日々楽しく稽古できています。
ただ、これは最初からずっとスローガンとして掲げてきたように名古屋至誠館は「みんなの道場」であって「私の道場」ではありません。
言い換えれば私の武道観の下に皆が一つの考え方に従って稽古をする場所だとは考えておりません。
もちろん、道場主の武道観を絶対的に学ぶ道場を否定するつもりは毛頭ありません。そういう道場の方が良い点も非常にたくさんあります。ただ、私にはそういう方針・主義は取れないというだけです。
なので、私と異なる武道観で合気道に取り組む門人がいても大歓迎ですし、それを否定する気はありません。合気道に何より精神性を求める人、技術の追究を求める人、合気道を通じて仲間と連帯感を紡ごうとする人、皆がそれぞれの武道観に従って稽古をすればいいと思いますし、それができる道場であって欲しいと思っています。

そして、それゆえに私自身の武道観が道場の主流にならないことから、時々悩むこともあります。私自身はできる限り自分の武道観を強調しないようにしています。立場上私が(婉曲的な言い方であっても)自分の武道観を強調すれば、その影響力は大きくなってしまいます。それは私の望む道場のあり方に反するので、普段は最低限の(別の言い方をすれば同じ場所で稽古をするのに不可欠な程度のルール)としての武道観しか話さないようにしています。

道場が大きくなって、皆がそれぞれの目的で稽古できるようになったことは、その中で改めて私自身の稽古を見つめなおす必要があることを意味します。良い意味で道場がしっかりしてきたからこそ生まれる悩みだと思っています。
とはいえ、私自身は道場主であると同時に、自分自身の合気道を目指すものでもあります。
門人の皆さんのお力添えをお借りしつつ、自らの武道も目指すという段階に来たのかな、と改めて思ったので、こんな風に書いてみました。