8/29 副館補

今日は少しマニアックな稽古です。

片手取り
受けは仕手の手を相半身で牛乳パックをつかむように正面から取ります。仕手は手の平の中心、手相の三角部分に圧力をかけます。受けの腕を一本の棒のようにイメージして肩に抜きます。

手の平を上にむける。
受けは手の平を上に向けて仕手は手の平の中心、手相の三角部分に指を当てて力の入らない部分に押します。

手の平を横にむける。
受けは手の平を横に向けて同じように仕手は手の平の中心を押します。
今度は手の平に手首を当てて同じように。

正面打ち
手を当てた状態から切り落としますが同じように力のかからない範囲内で落とします。

この説明だとわかりにくいので少し補足します。抽象的ですがなんとなくイメージしてください。
手の平の中心を押すのは、水面に浮かべたハンカチの中心部にビー玉を落とすイメージです。手の平にも一点へこむ部分があります。そこを押されると一瞬反応が遅くなり、反射して対抗してくるまでのタイムラグを利用します。反射できない縦方向の間であれば横方向に移動可能です。どこまで移動させれるかで1つ目の動きが決まると思います。
正面打ちは逆で押し当てた手を戻すまでの範囲内で切り落とします。かなり前は正面打ちを受けた時に外に押してから切り落としていましたが、この方法だと移動幅が大きいため動きやすいですが、反発もされやすいです。

今日の稽古は圧力が0〜100、100〜0を利用していたと思います。
0から始めた場合は100に達するまでに移動して0に近づければそこから100まで動く範囲が広がります。この繰り返しを滑らかに行えば圧力の変動をわかりにくく出来ると思います。
先生が力を入れなくても出来ると言っていましたが、私たちが100行なっているのを1〜2ぐらいの力で行なっているから力を感じないのでしょうね。力が少ないほど幅が狭いので難しいですね。

稽古前に杖剣士とフラフープをしたのですが、思いの外、疲れてしまい稽古の時には足がつりそうなくらいで運動不足を痛感しました。
なぜこの話?と思う方もいると思いますが、杖剣士はほとんど動かずにポイントで少し押すだけ、私は回せないので腰を大きく回したり、関係ないところに力を入れたりして力の無駄遣いです。今日の稽古に似てます。動きが小さくピンポイントで力を加えれれば大きな力になります。

 

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