2月22日(土)稽古日誌

私自身は今日で4日連続の稽古。やはり毎日稽古できるのは幸せです。
今日は何かとイベントが重なってか、人数が少なめで15名。
大人8名と子ども7名。
普段と比べて子どもが半分以下という非常に珍しい稽古でした。

今日は先日のK大学のお土産稽古ということで、田中先生の技をやろう!
と杖まで用意してやる気満々で行きました。
やはり同じようにやる気満々の副館長代理補佐さんとRAHさんも武器を持って来てくれたので、準備万端。

最初は半身半立ちの四方投げ。
最初に手を取られた瞬間の初動と手の極め方に注意して稽古を開始。
みんな決める方向と引き寄せる方向に苦労していました。
特に動きを分解して考えてしまうNoriさんは技の流れがイメージできずに大変だったみたいです。
イクメンY君はうまくできていたように思います。

次は技の名前が諸説ある合掌投げ? 送り? 捻り? 拝み投げ? 拝一刀?
この技については県武道館の稽古日誌にも書いたのでここでは省略しますが、大切なのは相手の手を取りに行くところから投げ終わりまでの「流れ」です。
どうしても流れのない動きになるとうまく投げられません。緑帯と黄帯の男の子はうまく流れが意識できなかったみたいです。この技は一人で形を稽古しても上手くなると思います。
日拳T君はこういう流れをイメージするのが上手くて、最初はぎこちなかったのですがだんだん調子がでてきてうまかったです。でも、次第にエキサイトして投げる気満々になってしまうんですよね・・・
また非常にストイックな動きをするアラフォー初心者Wさんも上手くできていました。どうしても小さな動きをしてしまうと上手くできない技だと思います。

三つ目は胸持ちからの肘極め。今回の一番の目玉です。
徹底的に身体で覚えてきたこの技。普段からやっているので特別な説明は必要なさそうなので、先生から習ったことをしっかりと説明しました。
実はこの手の技はMightyさんが得意です。やはりSだからか?
青帯の男の子はこういう極める系統の技は苦手。やさしすぎ。きちんと極めるべき時はきめないと上達しません。やさしいだけの男は「ヤサ男」になるぞ!
関節技はギリギリ力を込めても効かないということをしっかり意識しましょう。

ここから満を持して杖。
最初は横面を捌いて呼吸投げ。本当はセットで四方投げもやりたかったのですが、絶対混乱するだろうと思って呼吸投げだけにしました。
いつものように前で技を見せたところなぜか合気道コントのコンビから同時に「おおっ!」という歓声が。
思わず調子にのって受けをバンバンに投げてしまうところでした。危ない危ない。
予想通り杖はみんなほとんどやったことがないので苦手です。
でも、びっくりしたのはNoriさんの動きがいい。私の好きないやらしさ、いや柔らかさに溢れる動きです。そしてNoriさんに教えてもらっている白帯の子どもの動きもいい!
こういうのは見ていて気分がいいですね。

次の技は杖で誘っておいて相手が杖をつかんだところを引いて、横面打ち。
この技は副館長代理補佐さんがとてもうまかったです。
RAHさんと日拳T君は相手を引っ張る気が強すぎ・・・

最後は杖を使って鹿島の技を一つ。
槍術の「行合」をやりました。
これも随分難しかったようですが、みんな目をらんらんと輝かせてやっていました。

おもしろかったのは、稽古後に早速RAHさんのところに杖の注文が来ていたところです。
杖はやるとはまりますよ。
みなさんの感想を詳しく知りたいので、杖の部分だけでもいいので稽古日誌よろしくお願いします!

追伸:稽古後に杖で横面を打ちあいながら手首の鍛錬あるいは新しいコントを考えているコンビと「あそこには入りたくないな」と
それを遠巻きに眺めているWさんが一枚の絵になっていました。

「2月22日(土)稽古日誌」への2件のフィードバック

  1. 「杖の稽古」というところから少し外れるかもしれませんが、「行合」の間合いが難しかったです。
    しっかりと踏み込んで剣で切り落とした場合、相手に当たるんじゃないかと思い、剣を持った時になかなか思い切って相手の杖を切り落としに行くことができませんでした。
    あれって、当たらないものなのでしょうか???

    杖は大好きです。あのちょっとトリッキーな動きがハマります。
    またお願いします。

  2. 稽古後稽古で頑張りすぎたか?!左の外腕刀が痛い!
    稽古している時は気持ちいい物質が分泌されているから
    気になりませんが、後々きます^^
    体術は好きですが、丈は面白いですね~~~

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