11月から稽古の最後に昇級審査を少しずつ進めています。
道場開設後初めての審査ということもあり、慣れてもらうためにも上の級の子から順番に審査を進めています。
一部を除いてほぼ上級の子の審査が終わりました。
備忘録も兼ねて、審査をして感じたことをいくつか。
何よりも第一に褒めてあげたいのが、この半年間・一年間本当に一生懸命頑張ったことです。いつも話をすることですが、どうせ頑張るのであればうまくならなければもったいありません。
そういう意味で、本当にこの半年間にみんなうまくなりました! 頑張りました!
みんなの成長や上達は本当に私にとっても嬉しいです。
特に身体の使い方や身体つくりそのものは本当に成果がでてきたと考えます。
普段から準備運動や基礎の身体つくりにしっかりと時間をかけていることが上達に繋がっていると思います。
そういう意味では厳しい稽古に根をあげずついてきてくれたことにも感謝です。
審査を通じて感じたことは、技術的には問題ないが、きれいにやろうとするあまりダイナミックさがなくなっている。もちろん審査は演武形式で行われるので、きれいな型で投げてきれいに受けることは大前提となります。ただ、やはり上級者であれば、受けの如何にかかわらずきちんと投げられることが不可欠です。そのためにも、普段の稽古の中で自分と同じレベルの人と稽古する機会をつくって、互いに遠慮なく投げあうようにして下さい。
ただ、上級者のダイナミックさが足りなかった理由としては、昇級審査の重要さを十分に理解して、緊張して臨んだからだと考えます。そういう意味では緊張感のある姿勢を白帯の人は見習ってしっかり審査の準備をするようにしてください。
昇級審査、、、人を評価するというのは大変ですね。
性格的なものもあって、本番に強い弱いもありますし、
日頃の稽古中の態度や動き等も見ていないと、
総合的に判断できないです。
特に私は、至誠館に入門し日が浅いし、自分の稽古で
いっぱいいっぱい、子どもの方に目がいってません。
子どもから学ぶことも多く、これからは、Noriさんを見る様に
「凝視」しないといけませんね~( *=_=)⇒⇒⇒⇒⇒
いや、どれだけやっても審査や人を評価することは難しいです。できればやりたくないですね。
でも、そんなこともいっていられない。
自分が他人を評価できるだけの実力等を持っていると自負できる人はすごいなぁと思います。
私は一生かかってもそんな境地には到達できないでしょうが。
まあ、到達しなくていいのですが。