子どもの習い事

合気道とは直接関係ない話ですが・・・。

もうじき4月で、新しい学年のはじまりです。この時期になると保護者の方から習い事について話を伺ったり、相談を受けたりすることが多くなります(仕事柄もありますが)。

そういう話をする際に、いつも話をさせていただくこととして、「子どもはとても気を遣うので、親はそれ以上に気を遣わなければならない」があります。

仕事柄子ども(といっても仕事の場合10代後半の青年ですが)の相談を受けることが多く、子どもがいかに親や他人に気を遣っているか感じさせられます。

子どもは自分の習っている習い事(典型的なのは学習塾だと思っています)があまり好きでなくても、親が「行きなさい」と言ったり、「やめたい」というと先生が可哀そうだから、という気遣いをして我慢をしていることが多々あります。

しかし、こういう気持ちで習い事していても何一つよいことはないと思います。以前「型にはめる」ということを書きましたが、そういう厳しさはあくまでも子どもの積極性があって初めて成り立つことだと思います。いやいやながら気を遣って習い事をしていると、習い事そのものも嫌になり、それをやらせる周囲の大人も信じられなくなり、結局のところ醒めた大人以上に「しょうがないから行っておくか」と醒めた子どもができるように思います。

でも、子どもは周囲に気を遣ってそんな気持ちは表面に表しません。それに気づいてあげることが親の責任であり、また難しいところだろうと思います。

 

 

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