子どもに合気道を習わせる目的1

日曜日は久しぶりの完全休日。
今週は畑の手入れもないし、雑用も特になし。
ちょっとゆっくりしてみました。

自分の子どもも生意気に大きくなって、「子ども」という感じではなくなってきました。
でも道場はいつもリアルタイムで新しい子ども達が入ってきます。子ども達と一緒に稽古するためにもいつも考え続ける必要があると思っています。

親が子どもに合気道(武道)を習わせる理由を考えてみました。
1.礼儀やしつけのため
2.精神力や忍耐力を鍛えるため
3.合気道の技術を身につけさせるため
4.護身のため

必ずしも理由は一つとは限らないと思いますが、まず礼儀やしつけを習わせるのに武道は非常に向いていると思います。
ただ、これらのものを習うのであれば武道でなくても構わないわけですし、身体を動かすものである必要もありません。
その中で運動系かつ武道を習わせてよかったと思うとすればどういう点なのだろうか、考えさせられます。

例えば子ども(特に小さくなればなるほど)本人にとって「礼儀」はそもそも必要なものではありません。子どもの世界に力関係はあっても上下関係はないでしょうし、大人のような社会的な儀礼などもありません。もちろん将来のことを考えればきちんとした挨拶ができるようになったり、礼儀正しくなることは非常に良いことだと思います。でも、本人にとっては特にやりたくもないことをさせられるわけです。気が乗るはずがありません。

そんな中で武道の良いところは、その稽古の成り立ちや流れの中に自然と礼儀やしつけに関わる行為が含まれているところにあると思います。子どもがそれを「礼儀」と意識しないままに稽古の一つの作法として自然と礼儀が身についていくのは武道の魅力だと思います。

もう一つは武道の非日常性にあると思います。習い事がその子の日常に近ければ近いほど、普段の「地」が出ます。合気道の場合は普段着から道着に着替えて普段はほとんど行わない稽古を行います。そのため、稽古に際して意識の切り替えがおこないやすいのではないかと思います。日常と意識が切り替わることで、日常生活の中ではやらない礼儀作法もおこないやすくなる(なんでそんなことしなければならないの? という疑問を持ちにくくなる)のではないかと思います。

とはいえそれはあくまで理屈であって、やはり周囲の大人が稽古中の礼儀や作法について厳しくしなければ効果は上がりません。しかし厳しくしすぎると、もともと「何のために?」という疑問を持つ行為なのですから子どもにとっては強いストレスになります。あくまで厳しくすることを基本にしながら、子ども達が嫌にならないように稽古をする、とても難しいことだと思います。
いつもその点に気を遣いながら子どもたちの稽古を見てくれる大人の人たちには感謝しています。

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