ゲリラ豪雨を考える01

昨日9月4日、名古屋地方は市内全域で局地的な豪雨でした。
市内全域で局地的というと日本語がおかしいですが、意味としては非常に限定された地域に雨が集中的に降る現象が、名古屋市全域で起こったということです。私の家の近くでは、一時的に強く雨が降ったものの危険を感じるほどではなかったですが、家から数百メートル離れたところでは道路が川のようになって大変な状態だったようです。
つまり、「うちのまわりだけ集中豪雨」という状況が名古屋中で起こっているというわけです。

このゲリラ豪雨(局地的な豪雨)はどうして起こるのでしょうか。
ゲリラ豪雨が起こる原因は
1.上空に冷たい空気がある
2.地面近くに暖かい空気がある
3.南から湿った空気が流れ込んでくる
であると一般的に言われています。

その具体的なメカニズムは簡単に言えば下が暖かく上が冷たい状態になることで上昇気流が起こり、その上昇気流で湿った空気が上空に持ち上げられ雨雲ができて雨が振るのです。

こんな説明を聞いていると一見「なるほど」と思ってしまいますが、上記の条件だけでは雨が降ることは説明できても「局地的に降る」ことは説明できません。
<続く>

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