ゲリラ豪雨を考える02

問題はどうして「局地的」になるかです。
1.上空にある冷たい空気
ですが、上空(雲ができるくらい上空)は大きな空がつながっています。言い方を変えれば一つの大きな空があるわけです。
また、
3.南から入ってくる湿った空気
とありますが、これも我が家の周りだけ湿った空気が入ってきて、隣町には湿った空気は入ってこない、ということもあまり考えられません。

言いかえれば、1と3の条件は「名古屋全域に雨が降る」条件ではあっても、「局地的に雨が降る」条件ではないと考えられます。
とするとゲリラ豪雨の一番の条件は2の地面近くの温度が高い、ということです。

これをイメージするには焚き火をイメージしてもらえばよいと思います。焚き火をするとその上の部分だけ非常に熱くなります。しかし焚き火から数m離れるとほとんど熱さを感じなくなります。そして、焚き火の上に薄い紙などを投げると上昇気流で紙は上の方に上っていきます。
つまり、地面近くの熱については非常に局地的に存在させることができて、しかも局地的な上昇気流を発生させることが可能です。
要するに、局地的な熱源さえあれば局地的な豪雨は振るのです。

そうすると次に問題になるのは、どうしたら「局地的な熱源」が発生するかです。
その原因と考えられるのがヒートアイランド現象です。車やエアコンの室外機など自然界に存在しない熱源が一か所にあつまると、局地的な熱が生じます。こうした熱源は、住宅の集中や交通網の分岐点など都市の構造によって、ある一点に集中的に発生します。例えば構想マンションが立ち並んでいる場所などがそうした場所です。つまりヒートアイランド現象によって局地的な熱源が生じることが、ゲリラ豪雨の原因であるのではないかと考えられます。

とすると、局地的豪雨が降るのは大都市の証、ということになるのかな?
「おまえんちいいなあ、ゲリラ豪雨が降るくらい都会で、うちなんか普通の雨しか降らない田舎だもんな」
「わたしさぁ、昨日ゲリラ豪雨でずぶぬれになっちゃって。都会だからしょうがないよね」
豪雨の被害は深刻だから、ない方がいいのですが・・・

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