「東郷稽古日誌」カテゴリーアーカイブ

7/15 副館補

なんと今日は稽古場所がいつもと違うのに誰も間違えなかった。さすがです。RAHさん。

いつもよりも多めのスタート。準備体操をして受け身と膝行をして・・・ん?
白帯のT君進み方がおかしい。左を出したら次は右ですよ。そのままだとずっとそこで回ってますよ。

片手取り四方投げ
片手取り小手返し
両手取り天地投げ
呼吸投げ
片手取り首がらみ
片手取り20本かかり稽古

初めは白帯の方と後ろ受け身の稽古をしていましたが、やはり大人になってからの後ろ受け身は怖い様です。
頑張ってください。

天地投げはRAHさんと組みましたが、身長差があり、地の手の位置が若干奥に入ります。

首がらみは手を回すのではなく、入り身の様に入れ込みます。白帯の方は手首取りの方向に注意してください。

稽古後稽古では、水曜日の復習。
円になり、転換を続けてかけていくバージョンをしましたが、逆向き、かける方向を変えると足が固まります。どちらでも行ける様にしたいですね。

剣の柄取りでは、稽古をした呼吸投げの応用です。取られた柄の手を足先につける様に落とし、受け身の後に切り込みます。普段おこなっている稽古に道具を使用するとよく理解できます。
よし!明日は杖剣士を相手に復習してみよう!

7月8日稽古日誌

今日は合宿前ということもあり、後ろ取りの稽古をしました。

後ろ取りの基本の姿勢を稽古したあと、
後ろ取り二教
後ろ取り三教
後ろ取り四方投げ
後ろ取り小手返し
後ろ取り十字投げ
を稽古しました。

後ろ取りは普段稽古する技の中でも動きが複雑で、特に足さばきと手の動きを一致させることが難しい技が多いと思います。
繰り返し稽古しないとなかなか身に付きませんが、機会のあるときに形をしっかり覚えましょう。
 

7月1日稽古日誌

今日は直線的な動きと円の動きを体感してもらうための稽古をしました。

最初は片手取りの二教
当身を入れた後、まっすぐ引くのと転換しながら体を入れ替えて崩すのでは随分感覚が違うはずです。
次に片手取り四方投げ
これは表と裏で直線的に動くのと体転換して円の動きをする違いを稽古しました。
他にも
片手取り肘極め投げ
両手取り後ろ呼吸投げ
両手取り呼吸投げ
など直線的に動く動きを使う技と、回転・円の動きを使う技を稽古しました。

直線的に動くためにはしっかりした下半身の安定と足の大きな動きが、
回転して動くためには、しっかりとした軸の感覚が大切なことが分かってもらえたら嬉しいです。

やはり基礎の身体の動かし方は大切ですね。

6月24日稽古日誌

今日は呼吸投げの日としました。

合気道の呼吸投げはネーミングとしては非常にアバウトで、一口で呼吸投げと言ってもさまざまな投げ方があります。
その割には、「呼吸投げ」以外のネーミングはあまり聴きません。
なぜでしょうかねぇ。

さて、本日は
片手取り呼吸投げ:手のひらをかえす投げ方
片手取り呼吸投げ:踏み込んで腰を切る投げ方
片手取り呼吸投げ:手が切れないようそっと導く投げ方
片手取り呼吸投げ:しっかりとした姿勢を作って体全体で投げる投げ方
後ろどり呼吸投げ:しっかりとした姿勢を作って体全体で投げる投げ方
両手取り呼吸投げ:踏み込むまたは引いて相手を浮かせて投げる投げ方

新しく入った女性二人ととってもかわいらしい女の子も途中から皆と一緒に参加。
呼吸投げばかりで目が回ったのではないでしょうか。
筋肉痛と打ち身はお大事にしてください。
女の子はあれだけ小さくてかわいいと何してもかわいいですね。
随分打ち解けてくれて、私も怖がられなかったので一安心。

三人の新入会員の皆さん、ゆっくりでいいので一緒に頑張りましょう。

 

6月17日(土)稽古日誌

最近は土曜日の稽古の参加者がとても多いです。
昇級昇段審査も終わって、子どもたちは新しい帯の子も。
やはり帯の色が変わると気持ちにも張りが出来て頑張ってくれます。
嬉しいことです。

今日は先週やろうかな、と思っていた関節技スペシャルを行いました。
普段なかなかやらない技もやりました。
私だけ知っていても稽古でやる機会がないと伝わっていきません。
かなりマイナーな技もありました。
たまにはいいのではないかと思います。
皆さん痛かったですか?

今日のメニュー
片手取り二教
片手取り連行術
片手取り七里引き
中段突き屏風倒し
片手取り木葉返し
胸取り合掌投げ

痛かったところ、主に手首

6月10日稽古日誌

先日の昇級昇段審査を見て思ったことですが、どうしても審査とか演武になると委縮して動きが小さくなります。

稽古を続けていくにあたって私自身いろいろな時期に色々なことを考えて稽古しましたが、現時点で考えていることは「最後にたどりつくのは基本の形」だと思っています。

特に初心者はきれいな形を徹底して繰り返し稽古することで形を体に染み込ませる、叩き込むことが大切だと思っています。技の基本的な型を通して身体の動かしかたの基本を覚えることはとても重要で、その基礎がきちんと土台として出来上がっている人ほど先々色々な可能性が広がると考えます。

どこまで基本にこだわって稽古を続けるかは個々の考え方次第ですが、長ければ長いだけ良いのではないかと私は思います。
といこともあり、本日の稽古は基本の「足さばき」を稽古しました。

中には技としては基本的ではないものもありましたが、基礎として身体に覚え込ませてほしい動きを稽古したつもりです。
初心者の方は細かい技術(ももちろん関心があるでしょうし大切なんですが)に振り回されることなく、基本を重視した稽古をすることを行なってください。