6月30日稽古日誌

今日はスポーツセンターが個人利用できたので、個人稽古。
自分が予定を入れていたためなのですが、もう少したくさん稽古したかった。

私自身はいつも話をしているように、それぞれがそれぞれのスタイルの合気道をやってもらえばよいと思っています。
なので、質問されればわかることは答えますが、道場の皆さんが私のコピーになることは望んでいません。
そんな気持ちもあって、ある程度できるようになったら考えて悩んでもらいたいと思っています。
いろんな角度から稽古や技、合気道を見ること・悩むことが進歩に不可欠だと考えています。

もちろん、一つのスタイルを徹底的に模倣して習得することもよい方法だと思います。
そうすれば、悩むことなく最短でその形を習得することができます。
ただ、この方法には2つの問題点もあります。
一つは、模倣するのが何かです。万が一中途半端な技を完璧に身に津つけてしまったら、それを修正するのは心理的には不可能だし、技術的にも習得したのの何倍もの労力を必要とします。
第二の問題点は、最短距離を進むことの代償として「絶対にわき目を振らずにそのやり方を信じて稽古すること」です。最短距離を進むがゆえにいったん悩みや迷いが生じたときには、もとに戻れなくなってしまう場合もあります。

そんなわけで私は自分のコピーを望みませんし、みなさんには早い時期から悩んで稽古してほしいと思っています。

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