10月8日(水)稽古日誌

今日は稽古が始まった時点で大人と子ども合わせて10名程度。
道場に入ると子どもたちの第一声が「茶帯がいない!」
確かに。

ちょうど今週はテスト週間真っ只中で、中高生軍団はほぼ全滅状態。

なので、人数的には久しぶりに道場が始まった頃の雰囲気です。
それならそれで今日はじっくりと稽古をしよう! と思っていたのですが、少しするとわらわらやってきて結局17名に。しかもテスト期間中の高校生も。
うーん、優秀なのか、投げ出しているのか?
いつも通りの雰囲気になりました。

今日は新しい人もいるので、基本の動作のおさらいをしっかり。
まずは持たれた時の手の形を再復習。
やはり相手に手を掴まれた瞬間の対応が何よりも大きな差になります。
惰性で稽古をしているとどうしてもそのあたりが甘くなってしまうので、まずは持たれた瞬間の手の使い方を何度も繰り返し稽古しました。

次にそれを踏まえて体の転換を3種類。
・掴まれた手首の位置が変わらないで相手の方に踏み込んで転換する方法
・自分の軸を動かさないで相手を自分の方に誘導して転換する方法
・上の二つの転換と反対の方向に足を捌きながら自分の体の前で円を描くように転換する方法
どれも、講習会で教えて頂いた方法で、技を行うにあたっての基本の形となります。
これを時間いっぱいにしっかり稽古しました。

特に大人は、最初はできるだけ力を入れないようにしているのですが繰り返しやっているうちに「きれいな形で」から「相手を動かす」に意識がすり替わって力んでしまいがちでした。
また、子どもは受けの手の握り方や最初に稽古した手の開き方がだんだんおろそかになっていった気がします。
あと、子どもの場合は足の形と動きもですね。
こうした動きを何度も反復稽古して、何度やっても同じ形で動けるように身体に染み込ませて初めてどんな場合でも、しっかりとした形で技がかけられるのだろうと思います。
私自身もまだまだ稽古しなければなりませんが、みんなで繰り返し稽古して少しでも上達しましょう。

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