5・19 副館補

久しぶりに八事稽古担当です。

最近は白帯、特に入門したばかりの人が多いので一動作ごとに分けて稽古です。

【片手どり三教】

田中先生がよくされる技ですが、私はこの技が好きです。いろんな動作が入っていて自分動きを確認したいときによくやります。

まずは「当身」

子供達はちょこっとだけ手を出して当たったか当たってないかわからないような当身をしますが、ちゃんといれましょう。アゴかクビにいれて相手が仰け反る感覚を覚えてください。

「線をずらす、親指をかける、腕を開かせる。」

これは当身と同時に行います。正面ではなく、持たれた手の側に少しずれて当身を入れながら親指をかけて腕を開かせます。入るときは相手の45度付近に入ります。

「腕を回転して切り落とす」

かけた親指で手首を掴みながら回転して相手を落とします。相手が自分よりも下がるようにしてください。後ろ足を相手の正中線上に持ってきます。

「指を取り、引き上げ腰を浮かす。」

4本指を取り、少し捻りながらあげます。手首が帰らないようにして自分の顔の高さまであげ腰が浮くようにします。

「手を取る」

指の付け根と手のひらの間付近が相手の小指側側面に当たるように奥から取ります。

「手首をひねる」

近すぎず、遠すぎずの位置に置き、反対の手で指の付け根に切り込みを入れるよに補助します。腕を回すのではなく、手首を返します。

「前に入り、当身引き落とす」

当身を入れた後に肘を引き落としながら下がります。

「極め」

膝で肩を挟み、手のひらを鎖骨あたりにつけるようにして腰からひねり上げて決めます。

以上を一動作ごとに分けて稽古をしましたが、どうだったでしょうか?白帯の方には良かったと思いますが、有段者の方達には焦らされた感があったのではないでしょうか。でも稽古後稽古に館長から稽古をしていただいたのでフラストレーションはたまらなかったのではないでしょうか?他の意味で溜まったかもしれませんが・・・

ああいう稽古はたのしいですね。

「5・19 副館補」への2件のフィードバック

  1. 私も思い返すと、三教はやることがいっぱいあって、
    足も動かさないといけないし、手も、相手との向きも
    色々注意しなければいけないところがいっぱいあって、
    なかなか覚えられなかったでうね。
    分解すると初心者の方にはわかりやすかったと思います。

    稽古後稽古では、先生の受けをもっとさせて
    もらいたいですね。
    その感覚を忘れないうちに、近くにいた人で試す!
    そしてできると気持ち良い!となればね~

    1. 近くの道場生ならいいですが、奥様で試すのはやめてください。( ̄∇ ̄)

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