剣術師範来たる

今週の日曜日の稽古にはわざわざ東京から(正確には横浜から)、剣術の鬼が来てくれました。
一通り黒帯はみんな先生に教えていただいたと思います。
教わったことを共有しながらしっかりと稽古に生かしてください。

先生に対して上から目線になってしまって大変僭越なのですが、今日見ていて思ったことを書こうかなと思います。
やはり、普段から「先生」として子ども、時には大人を指導している人は目線が違うな、と思いました。

稽古する際においても教えることを無意識に意識している姿に感服しました(本当に上から目線な書き方になってすみません)。
ここでいう「教える」は技術の伝達を意味することでも、門人の形を直すことでもなく、相手の稽古における目線をしっかりと考えてそれに応える形で稽古をすることを意味します。
単に相手の求めているものを与えるのではなく、相手が求めているものや今やるべきことを汲み取りつつ、それを踏まえた上で教える側の立場で必要だと思うことを教える。
見ていてとても勉強になりました。

もちろん、最初からそうだったわけではないのでしょうが、修武館の稽古が始まって特にこの2年は子どもの稽古を担当する立場を続けることで自然ときっと「先生」になったのだと思います。
その点についても強く尊敬します。

私にとっても非常に有意義な稽古になりました。
ありがとうございました。

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