「自分の合気」を目指して1

土曜日は午前の東郷の稽古、午後の桑名の稽古会ともに充実していて楽しかったです。
特に午後は今回は4道場から参加者があって稽古にバリエーションがあったと思います。
自由形式の稽古会ならではだと思います。
ありがとうございます。Naoさん。

さて、Noriさんの稽古日誌にもありましたが、どうやって色々なものを消化して「自分の合気道」を作り上げていくか、というのはとても難しい課題だと思います。
というのは、そもそも合気道や武道に何を求めるかという一番基本的な点でそれぞれの目標が異なっているからです。
 ・人格を磨き上げたい人
 ・武術としての合気道を追究したい人
 ・より多くの技術を身に着けたい人
 ・稽古を通して和を求めたい人
 ・いつくかの目的を複合的に求める人

道場によっては、この中の一つのみを是とし、他の目的での稽古を許さないところもあります。実は個人的にはそういう道場が合理的だと思います。
というのは、あれもこれもいいよ、という姿勢を取るとどうしても極めることができなくなってしまいます。
例えば、技術の追究を目指す人と和を求める人のどちらも認める、という姿勢を取るとどうしても双方向きの稽古を織り交ぜることになります。そのため、時には自分のやりたくない稽古をやらなければならないことも出てきます。
これに対して、道場の目的をただ一つのみと定めれば、指導者はその目的とするところに向かって稽古をすればよいですし、またそれ以外の目標を求めることを禁止するのが当然となり、一つの目的に向かった稽古の質は飛躍的に向上します。別の言い方をすれば、単一目的に限定された道場では、何よりも道場の目的に向かって指導者が経験上一番よいと思う稽古をするのが合理的であり、弟子も(当然同じ目的を持つゆえに所属するのですから)それを逸脱することは却って上達の阻害となるわけです。

かつては少数の門人のみで唯一の目的を目指して稽古をした道場もたくさんありました。
現在はどうなのかはよくわかりませんが、きっとまだ世の中にはそういう道場もたくさんあるのでしょう。

名古屋至誠館は残念ながらそういう単一目的の道場ではありません。
色々な人が集い、色々な目的で合気道を学ぶ。
そういう道場です。

では、そういう道場ではどうやって自分の合気道を作り上げるかですが、それは次回に。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください