名古屋至誠館の特徴 子ども編

まもなく名古屋至誠館設立2周年となります。
修武館は、2周年に記念行事をしましたが、今のところ特に予定はありません。
ただ、この2年間を振り返って、ついでに過去のブログも振り返って、あらためて今の名古屋至誠館の特徴について少し書いてみたいなと思います。

まずは、自分のスタンスについて
道場設立間もない時期に、子どもの習い事子どもの集中力子どもだまし子どもと武道2子どもと武道1子どもの限界、といった内容のブログを書いていました。
・・・よし大丈夫。
今のところ全く自分自身の中で基本方針は変わっていません。また子どもに対する接し方もおそらく最初に目した形で接することができているのではないかと思います。

何より声を大にして言いたいことは、
・本当にいい子たちが集まってくれた
ということです。現在名古屋至誠館には20人余りの子どもたちがいますが、本当に頼りになるしっかりした子どもたちが集ってくれました。

私は性格的にも理念として掲げた目標に近づくため、子どもたちに厳しく接しますし、稽古も厳しくします。
しかし、私がどんなに素晴らしい理想や理念を抱いていても、それを一緒に目指してくれる子どもたちがいなければ絵にかいた餅になってしまいます。
稽古をする際に「これ以上は怪我をするかもしれないからやめよう」ということは考えても、「これ以上厳しくしたらやめてしまうかもしれないからここまでにしよう」ということは全く考えません(
だから時々準備運動で四股を50回踏んだりするわけです)。
それを楽しみながらこなしてしまう子どもたちがいるから厳しい稽古が成り立つのだと思っています。

もちろん、最初からすべての子どもがそんな風にできるわけではありません。
特に入って間もない子どもは、とまどうことも不安なことも多いと思います。
そんな時に周囲の先輩たちが言われないでも、親切にサポートしてくれるような形ができあがっています。
子どもたちを本当に教えるのは子どもたち」だと思っています。
もちろん、私や有段者も教えますが、子どもの目線で子どもたちに自然に教えることができるのは、やはり子どもたちです。

年長さんから中学3年生まで10学年(高校生は大人扱いなので)の子どもたちが、年長者としてそして道場の先輩として、後輩や新しい子どもたちにお手本を見せることができる、そんなとてもありがたい環境を持つことができていることに心から感謝しています。
そんな子どもたちの姿勢とまとまりが名古屋至誠館のもっとも大きな特徴の一つだ、と思います。

そのことは、毎年何人ものあたらしい子どもの仲間が増えていることからもきっと間違いないと思っています。

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