先日行われました今回の夏合宿のふり返りをしていきたいと思います
教わった順ではないので1日目2日目午前午後混ざっておりますがご容赦願います
ご指導いただいた技
・座技の呼吸法
手首の持たれた位置を支点に肘を落として手刀を作り相手の肩に付けるように押す。もたれる位置は最初のうちはできるだけかけやすい位置から始めてください。できるようになったら自分に近い位置から始めるなどするとよいと思います。
・片手持ちからの木っ端返し
少し誘って、持たれる前に親指を自分の方に向けるようにして手首と相手の手のひらの間に空間を作ります。そうすることで相手の手を返しやすくなります。
→相手の手の甲が上にくるくらいまで外側に返す
→薬指と小指の骨が交わる辺りで×(ペケ)の字を作るように親指を重ねて極める(いつもやっている小手返しのように決めるよりも遥かに手首側でした)
→腰をひねって後ろ側に投げる
・木剣で鍔迫り合いから側面入身投げ
鍔迫り合いになったところから相手が剣の刃を寝かせながら斬ろうとする
→側面入身のように踏み込みながら腰を落とし相手の剣の柄を持つ。この時自分の剣は柄尻を腰に当てて切っ先は寝かせず立てておく
→腰をひねって側面入身投げ。切っ先を立てておくことで腰をひねった時に切っ先が相手の方に向かうので相手は倒れざるを得なくなる。
・片手持ちからの外回り回転投げ
片手を持たれきる前に相手の外側へ一歩踏み出しできるだけ小さく、しかし相手の肩が自分の腰のあたりになるくらいまで一回回し崩す
→そのまま二の腕をしっかりと抱えて踏み込んだ足を軸足に転換→
遠心力に耐えられなくなった相手は勝手に飛んで行く。先生曰く投げるのではなく相手が勝手に飛んでいくのだそうです。
・横面打ちからの三教
相手が横面打ちを打ってくるので打たれる前に一歩踏み込んで止める
→相手の手を下から回して人差し指、中指、薬指、小指を持ってすこしねじるように突き上げる
→三教を極める。ここで相手を回す時手刀を当てる位置に注意します。極めている自分の手に当てるのではなく手の下、小指の付け根あたりに当てて相手を回す。
→前に入り、当て身を入れながら相手を崩して座って極める
【番外編】
たけさんによる体の構造と動きの話
片手取りの時、相手の手を持つ瞬間に少し手を引かれると思わず本能として追ってしまう。しかしそのようにして手を持った時、下半身は完全に固定され動けなくなってしまう、と言う話でした。これは天地投げや隅落としなど相手を浮かせないことが重要な技の時に使えます。
逆に引くのではなく少し出すと相手の体が浮く。これは四方投げなど相手を動かす技などに有効です。
気になった技 柳落とし
とにかく先生の柳落としは首が飛ぶみたいなことを聞いていたので受けたかったのですが受けることができなかったからです。
感想
2年ぶりに合宿に参加させてもらってとても楽しくもあり逆に自分の技術の未熟さや考え方の相違などを感じさせられもしました。
また非常に高レベルの技術にたくさん触れたせいか計6時間の稽古がまるで1時間以下のように感じられました。
ありがとうございました。
「番外編」とても興味深く拝見しました。
今年、私は参加できなかったので、他の技も含めて、
また機会を設けて是非教えて下さい!
自分でよければいつでも稽古相手にしてください!(*・ω・)*_ _)ペコリ