待っています

館長の平岩です。
私は、小さなころからブルースリーやジャッキーチェンにあこがれて格闘技や武道をやってみたいと思っていました。今から思えば私の家の近くにもたくさんの道場があったのでしょうが、どこで何を学んだらよいかわからない門外漢にとってみれば、道場というものの敷居はすごく高かったのかもしれません。
私の場合は、たまたまのきっかけで中学時代に空手、高校時代に中国拳法を習う機会にめぐまれたおかげで合気道に出会い今日まで20年以上稽古を続けてくることができました。しかし、実際には自分や子どもに武道を学ばせたいと思ったとしてもこれまでそうしたものに縁がなかった人にとっては、なかなか道場を訪ねてみたり問い合わせてみたりすることは困難なのではないかと思います。

そういう人に、かつては同じ思いを抱き、現在は武道にどっぷり浸っている者の言葉を伝えさせていただけば
「私たちはいつでも門を大きく開いて、一人でも多くの仲間が来るのを待っています」
もちろん、武道を始めてみたが自分には合わないと感じて辞める人もいます。しかし、私たちはそんなことは気にしません。それよりも私たちにとって残念であり寂しいことは、折角少しでも関心を持って武道の門をたたいてみようと思う人がいるのに、敷居の高さを感じて門の手前で引き返してしまう人がたくさんいる、ということです。
本当に最初は軽い気持ちで構わないのです。
たった一言「話を聞いてみたい」と言われれば、私たちは一生懸命武道の素晴らしさと楽しさを話します。
それを聞いた上で、やるかやらないかを決めていただければ、門の手前で門を叩かずに引き返す人が減って私たちにとっても幸せなことだと思うのです。

この話を保護者の方向けのページに書いているのにはわけがあります。門を叩く前で躊躇してしまう人は、心の中にあこがれを抱きながら自分は武道をやってこなかった人であり、子どもには武道をやらせてみたいという気持ちを持っている人が多いからです。本当に一言だけでもいいので、声をかけていただけることが武道の門を叩きたいと思っている方にも私たちにも双方にとって明るい未来につながるのではないでしょうか。

待っています。

名古屋市緑区と東郷町、東京都文京区の合気道道場