小さな子どもに単純な稽古(同じ技や基本動作を繰り返させる)をさせることは悩ましいといつも思います。
同じ稽古を続けているとどうしても集中力が切れてだらだらしたり遊びだしたりしてしまうので、集中力を維持するためにも稽古内容を変えていく必要があります。
難しいのは、適度に変化を持たせながら、一連の共通性を維持していくことだと思います。子どもにしてみればやっていることが変わって集中力を持続しながら、実際には同質の稽古を反復すれば、効率よく基本や技術を身につけることができるはずです。
子ども集中力を維持させるという点でも子どもの稽古を考えることは難しいと思います。