4月30日(日)、修武館での田中先生の稽古に参加させていただきました。
今回の私の目標は、先生に技をかけていただくことでした。と書くと普通に聞こえますが、私は受けが下手なのでなかなか先生にきちんと技をかけていただくことができていなかったのです。
普段の稽古でもそうですが特に初対面の方やよく知らない方と組むとき、誰もが相手の受けを気にしてみながら技を加減してかけるからです。
なので今回こそは先生にかけていただきたいと、緊張して臨みました。
結局、合間にタイミングを狙うことがうまくできず全部の技をかけていただくことはかないませんでしたが、今までよりはかけていただけたのではないかと思います。いえ、まだまだ全然ですが(>_<)
今日の稽古ではその時の技を幾つか紹介させていただきました。
*半身半立ち四方投げ
相手の方に一歩しっかり出ます。自分の前で手をあげて相手を動かします。
*片手持ち二教
当身をして体ごと引いて崩し胸に当てる。手をかける位置は上からでも下からでもいいですが手の甲をしっかり固定し折りたたまれるように極まるように思いました。
*交差持ち入り身投げ
転換をして流していましたが持たれる時から動きの中に誘導されるようでした。返した時の手は上向きで相手の手首を握ったりしないようにします。
*交差持ち二教
入り身投げと同じ方に転換しかけます。手首は折りたたまれる感触で、下に落とすというより引きつけて極められる気がしました。
*片手持ち三教
当身を当て手首を持って下に落とす形で。三教の極めは小指の付け根を意識すると良くもう片方の手を手刀のように手伝ってやると良いと教えていただきました。相手に近よりすぎず手首と手のひらをまっすぐになるようにします。
稽古ではここまでしか紹介できなかったのですが、他に
*後ろ持ち三教
*後ろ持ち四方投げ
を稽古しました。
後ろ持ちではしっかり前に手を出すのが難しく課題です。
先生は、とても重く遊びというか隙のない技をかけられると感じます。
ご指導いただいて、緊張感のある稽古は大事だと本当に感じました。また、いつも見取りの後に先生がおっしゃる「やってみてください」は、しっかり見て自分が考え模索しながらながらやってみるように、という意味もあるのかなぁと思いました。
今回修武館の皆さまと稽古させていただき、やはり自分のできなさに久々へこんで帰ってきました。しっかり稽古していきたいと思います。
ありがとうございました。