保護者の見学について

保護者体験会を前に思ったことを。

うちの道場は保護者の方がたくさん稽古の見学をしてくれます。
ちなみに土曜日に隣で稽古している剣道道場は保護者の見学が必須だそうです。
ちょっとそこまではお願いできないのですが、できれば小学生の保護者の方は月一度くらいはお子さんの稽古を見てもらえるとありがたいです。

お子さんの成長する姿に目を細めていいですし、私の指導を厳しくチェックしてもいいですし、子どもを監督してもいいです。
親子で稽古している門人は合気道を通して、普通よりはちょっと親密? あるいは強い親子関係ができているのではないかと思っています。

親の威厳があるとか、親が上手いとかそういうのではなく、一緒に稽古したりイベントに参加していると「親子」というくくり以外に、「道場の仲間」というくくりができます。親子であることには変わりないですが、そこに普通の生活では生まれない「仲間」という別の繋がりができると、親も子も(特に子どもが)違った目で親を見るのではないかと思います。

言い方を変えると、親子関係がどうしても縦の関係になるのに対して、道場の仲間は横の関係です。普通は親を縦関係でしかみないので、思春期にはそこから自立したい気持ちが強くなって反抗的になるのですが、そこに仲間としての横の目線が加わると「道場では別に親が偉いわけではないし」という気持ちが生まれたり、親子が同じ場所でそれぞれ自分自身の固有の立場を持っているとその視点から冷静に親を見ることもできるのではないかと思います。

私自身もそうですが、年齢の違いもあってなかなか子どもと同じことをすることはありません。例えば、子どもに「倒立できる?」と聞かれても五十肩で無理!
そこで「昔はできたけれど・・」といっても子どもには通じません。
しかし、合気道でバンバン稽古していると「親も真剣に頑張っているんだ」と思ってくれているようです(多分)。そんなリアルタイムの姿をお互いに確認できるのも一緒に稽古するよさではないかと思います。

そんなこともあって、本当は一緒に稽古できるとベストでしょうが、何しろ武道なので痛いです。
そこで、せめてできれば稽古を見学することで、子どもとの共通な空間・水平な関係を持っていただければと思っています。

今回の体験会もきっと子どもからは「お父さんお母さんは口だけじゃなくて、身体でも合気道を理解しようとしているんだな」と思ってくれるはずです。

まあ、合気道はやると楽しいんです。結局は!

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