準備運動、四股、転換、受身のあと、
今日は裏シリーズを稽古しました。
「最近、裏をやってなくないかな?
子ども達も苦手みたいだし」
というRAHさんの言葉になるほどと、裏の動きをやりたいと思いました。
有段者が順に裏の技を出して3人くらい一組で稽古です。
・正面打ち二教
足捌き手捌きどちらも難しく、技が効くことは大事ですが形は大事なので、何回もやって体が覚えることが必要だと思います。
・正面打ち三教 RAHさん
相手の体勢を崩すこと、相手の重心の位置を意識することも話されました。極めは覚えられなかったら何度でも聞きましょう。
・片手取り四方投げ Mightyさん
手の位置が頭の後ろにいかないこと、転換して入る位置の大切さを注意されました。転換は位置がはかりにくい気がします。ゆっくりでも気をつけていきたいですね。
・正面打ち四教 AFWさん
打ち込みの手を捌いて入る位置、極めの形を分かりやすく説明されました。他に使うことのない形で特殊なので、自分の両手でも確かめてやれると思います。
・正面打ち一教 しずかさん
同じ負ける形でも手を曲げると技には繋がらないので気をつけることはなるほどでした。相手の打ち込みを利用して入る形では、受けの打ち込みも大事なので正面をしっかり切っていくように打ち込みましょう。
・両手取り天地投げ 自然体Tさん
しっかり持たれても、転換して投げる形や、一回少し相手を引き寄せるようにして体勢を崩して入る形もあると紹介されました。難しいですが色々な形が臨機応変に出来るといいなと思います。
いろんな人が技を出していくとそれぞれの考えも聞けていいなと思います。
有段者の皆さま、ありがとうございました。
補足、感想などあればお願いしますm(_ _)m
裏づくしの稽古。
実は私、表より裏の方が好きかもしれない。
裏へ捌いた時の運足と受けとの位置関係等々、、、
考えないで動けるようになるには、反復ですね。
技の掛かりは、もちろん仕手の技量にもよりますが、
受けの攻め続ける気持ちがないと成立しないのだと
ここ最近強く思います。
受けが攻め続けるから崩された後の技に繋がる。
攻め続けるから柔らかい受けに繋がるのではないか?
皆さんはどうお考えなんでしょう?
自分もまだまだできていませんが、仕手の時も、
受けの時も、腰から動く事を意識しながら
稽古しようと思います。(その方が膝が楽^^)
型の稽古は、技の細部をスローモーションで体験するためのモノだと思います。実際の技の速度は、多人数掛けで体験できます。そもそも型が技をスロー再生しているわけですから、受けの力の方向や強弱がゆっくり変化するのが型稽古の前提です。
なので型の稽古の中では、受けが力を緩めたり力の方向を変えたりすれば稽古が成立しません。受けと取りが共同でお互いの崩れを確認する稽古なので、協力してくれない受けとはいくらやっても稽古になりません。私が受けを取る時は、どれだけ強く掴んでも、力の方向は変えない様にしています。「攻撃する意思が無い相手には技は掛からない」とか初心者にわかりやすくするために説明で使ったりしますが、それは本当は嘘で、「攻撃する意思が無い相手」はそもそも腕すらも掴んできません。
打撃(正面・横面打ち、上段・中段突き)の場合はわかりやすいですが、手を取る(片手・交差・両手・後)の場合、何の躊躇もなく、握手をするかのように取られる場合があります。この場合、受けも手を取る理由があるわけで、取る場合、当身など仕手から何らかの動きがあることを想定しないといけない様に思います。
やはり、疑似敵(敵と想定)した状態で取りに行くのが本来の受けではないかと。。。
攻撃する意思がない相手とは戦う必要ないですしね。(たまにニヤニヤしながら近づいてくる人がいますが、これは要注意!)