8月20日(水)稽古日誌

先週はお盆weekということで、参加者は少なかったのですが今日は多かったです。
大人11人子ども12人の計23名。
道場の密度が結構なものになりますね。

さて、今日は先週の稽古で練習不足に気が付いた後ろ取り。
最初に基本の後ろ取りの形の説明をした後、まずは相手の崩し方の稽古。
流れの中でやってしまうことが多いのですが、今日は基本ということで足の位置、腰の使い方、手の上げ方を説明しました。
次は後ろ取り一教。
まずは基本の捌き方を利用した一番シンプルな技から始めます。
とはいえ、すでにこの時点でどちらに動くかわからない人もちらほら。

続いて後ろ取り三教。
一教に比べて身体の動かし方は複雑になりますが、捌いた後に相手の手を取ってしまえば形は出来上がるのでそこまで複雑にはなりません。転換もいつも通りです。

次は後ろ取り四方投。
三教とは手の取り方と転換する軸の位置が異なります。
今日は手を取ってからの窮屈な形で稽古してもらいましたが、動きに慣れてきたら流の中で手を取ることになるのでむしろわかりやすくなると思います。

その次は後ろ取り入り呼吸投げ。
どんどん技は複雑になります。
先ほどまでの慣れた転換と違って今度はいつもと反対方向に、しかも大きな転換(スイッチバックに近い)を行うため、感覚で覚えている人たちは???だったかもしれません。

5つめは後ろ取り入り身投げ。
転換の軸と半径がポイントです。できるだけ小さく回りながら、回転に合わせて足の位置をしっかりと調整するときれいにできます。

最後は後ろ取り呼吸投げ二種類。
捌いた後に足を踏み出して投げる投げ方と足を引いて投げる投げ方を稽古しました。
踏み出す方は手と足を一緒に動かすのが大切で、比較的やりやすいです。
引く方は、自分の体は後ろに下がりながら相手を崩さなければいけないので、手の動く軌跡をイメージすることが大切だと思います。これができないと、初心者にありがちな相手の手を掴んで無理矢理投げ飛ばす、という方向に走ってしまいます。

稽古後には昇級審査をしましたが、そのお話はまた明日。
クーラーのありがたさを痛感した稽古でした。

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