突きの種類 -Eさんより-

例によって「これはいい」と思ったので、投稿にも上げさせてもらいました。
投稿だと後で検索できるので。

私の考えでは、
逆突き:軽い攻撃・打撃・居付き多い・移動攻撃難
順突き:重い攻撃・浸透勁・居付き少ない・移動攻撃可
という特徴があると思います。

殴りかかってくる敵に素早く対応する必要があるので、
打撃系は逆突きが多いと思いますが、
遠ざかって行く敵への打撃は逆突きでは届きません。
同じ武術内だけの勝負で有効な技なので、
強い印象があると思います。
 
古武術系の打ち技は、甲冑などの重武装で発展
してきましたので、軽い打撃技は無いように思います。
そもそも重武装なので早く動けないのです。
 
合気道は、居付きを起こさず、移動しながら技を
成立させる必要がありますので、順突きの姿勢
である必要があると考えてます。

「突きの種類 -Eさんより-」への4件のフィードバック

  1. 取り上げてもらうなんて恐縮です。
     
    補足しますと、私は、技をあくまで技術であり道具として捉えていますので、
    長所と短所、使い処と目的を理解して初めて有効に使えると思ってます。
     
    技の特徴(違い)を理解して、目的と用途と想定されている状況を分析し、
    技のコンセプトになっているエッセンスを理解する。
    そのような手順が必要かと考えております。
     
    プラスドライバーとマイナスドライバー
    菜切り包丁と刺し身包丁と出刃包丁
    ナタと斧と日本刀と槍
     
    道具に優劣は無く、目的と使用するシーン・使い方が異なるのみです。

    1. 同感です。
      「これだけでOK」とか「全部同じ」という言葉は一見格好いいですが、世の中にはそれぞれのすぐれた道具があることを考えるとEさんの言うとおりだと思います。
      その上で、特別な道具になればなるほど特定の目的用途には非常に優れているけれど、反面それ以外に利用しにくかったり大きな欠点を持ち合わせたりしていると思います。
      反対に、多用途な道具は特化した道具にその目的では劣るし・・・
      本当は特化した道具をたくさんもてればよいのでしょうが、あまり道具が多くてもドラえもんみたいにいざというときすぐに必要な道具は出てこないかもしれません。
      不器用な自分としては、メインの道具と補助道具をもてたらな、と思って稽古しています。

      1. 武道毎に技が微妙に異なるのは、
        他の技とのバランスで特化しているからなんでしょうね。
        それぞれの武術には異なった間合いがあり、
        この間合いが術の特化に関係してると思いますので、
        自分の術の間合いを意識して稽古して行きたいと思ってます。

      2. メインとサブ、、、いざという時に、私はどちらがメインに
        なるんでしょう?今は打撃系、、、いずれは、、、

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください