道場開設以来ずっと一緒に稽古しているNorikoさんと副館長代理補佐さんは、同じように私の説明を聞いて同じ内容の稽古をしてきたわけですが、半年たってずいぶん違いが出てきたと思っています。
それぞれ、得意な動きができてきた一方で、相変わらず不得意なものもあります。それが二人で全然ちがっているのが面白いです。
きっと二人のなかでは「あっちはできるのに自分はできない」「まずい、どんどん差が付いちゃう」とか思っているのかもしれませんが、私の目から見てきちんと伸びているところは伸びていると思います。
とまあ、その点は置いておいて。
同じ稽古をしていても体格・性別・年齢などさまざまな要素によって上達する方向に違いがでます。
それが個性だと思います。
せっかくよい形で伸びているのですから、それを大切にしながら稽古するようにしたいですね。
途中の経過やスタイルに違いができても、それがお互いの刺激になってよりよい方向に向くと思っています。
人のできることができなくても、そんなに焦らないで自分の得意なところを伸ばしながら、じっくり稽古しましょう。
それぞれの個性を大事にして、それが押さえつけられることのないように稽古したいと考えています。
最近はどんどん差が開いているように感じてすごく焦っています。
自分の苦手なところはよく見えるのですが、得意なところがまだわかりません。
ただ、Norikoさんがいてくれたおかげでいい刺激になっています。Norikoさんとは同期でずっと稽古してきましたから、いつも励みになっていました。
まだ手探り状態ですが、頑張っていきますので、よろしくお願いします。