8月2日(土)稽古日誌

今日は大人と子どもで20名ちょっとの稽古でした(詳しい人数は数えていませんでした)。

先週の講習会で習ったことをもう少しやりたいな、という気持ちもあって今日は呼吸投げ

最初は力の使い方の感触を感じてもらうために、相手と手を合わせて誘導する稽古。
どうしても、手をつかまれた状態だと「持たれている状態」に依存して力でひっぱってしまいがちになります。
なので、力を使いにくい形で相手を誘導してみました。

続いて片手取りの呼吸投げ。
ここで、先週の高山で学んできたことを確認。
相手に片手を持たせた状態を維持したまま転換しての呼吸投げ。
相手の位置が変わらないことに気をつけることが大切です。

続いて、自分は動かずに相手を誘導しての呼吸投げ。
これも初動は同じですが、回転する軸の位置が異なります。
また、軸の回転に合わせて相手を動かすため、回転方向と直線方向の力の組み合わせが難しいです。

本当はこれに加えて相手を巻き込む(引き込む)形の転換からの呼吸投げもやりたかったのですが、水曜日の稽古の様子を見ると大変そうなので今日はパス。

次は片手取りから踏み込んでの呼吸投げ。
これもつい相手を投げ飛ばそうと力んでしまいがちですが、最初に練習した相手との接触を感じ取りながらの動きが大切だと思います。
最初の頃は持たれた瞬間に力が入って手を振り回していたRAHさんの動きがすごく滑らかになったように思います。
途中からは「投げるぞ」という気が暴走?して力んでしまうことがありますが、途中まではとっても滑らかです。
その点Mightyさんは全体のイメージがうまくできているように思います。ただ、体がイメージ通りに動かないときはいきなり引っかかってしまうのはまだ仕方がないと思います。
力みという点では「投げよう」というよりも「うまく投げよう」という気持ちがオーラになって出ている副館長代理補佐さんも、すごく滑らかに体が動いていると思います。あとは「脱力」ですね。
Nori先生については、例によって稽古中は悶々+細切れになっているため、できているかどうかは不明です。
そうそう、白帯の大人たちがすごい勢いでうまくなっているので、有段者の皆さん気をつけてください。

子どもについては、体の柔らかさと力の抜け方がさすがなので、下手すると、いや下手しなくても動きと流れは大人をしのぐものがあります。
こちらも侮れないですね。

そのあと、両手取りで同じ捌きの呼吸投げを行い、続いて両手取りで相手の脇をくぐって相手を後方に投げる形の呼吸投げを久しぶりに稽古しました。
この技も相手を基点に極力相手を動かさずに相手の懐に入る形と、接触点を意識しながら相手を後方に誘導する形を稽古しました。
最後はストレスを発散したい人のために、呼吸投げの自由稽古。

自由稽古では、剣をやる人と相手との接触の感覚を稽古する組に分かれていました。
とっても充実した稽古でした。

次週は私は両日ともお休みするので、よろしくお願いいたします。

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